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デイ・ウォーカー

|ω・`)ノ ヤァ

昼夜逆転を治しました。1日よりも多い時間を起き続けるというのは、自身に甘々な僕にとっては何とも苦痛で仕方のないことでした。何度も何度も寝落ちしそうになったり、布団の誘惑に心揺さぶられてしまったりしました。都合のいいことに、近所の昼夜逆転友達から「一緒に治さないか」と誘ってもらったので、二人仲良く治すことができました。今まで何も達成したことのないので、嬉しいことこの上ないです。僕にも根性の根の字くらいは残っていたみたいです。でも褒めてくれる人は誰もいません。だって当たり前のことだから。

さて、今の今まで夜に生きるヴァンパイアでしたが、晴れて今日からデイ・ウォーカー(昼に歩く男)の仲間入りです。『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドーに憧れて吸血鬼の生活様式に身を投じてきました。そして先日、『BLADE2』という格好良さの教科書を見たせいでブレイドに憧れて昼に生きようと決心しました。理由は他にもありますが、1番の理由がそれです。もしもこのことをブレイドが聞いていたら、「ふん、あきれたやつだ」と笑ってくれるとおもいます。吸血鬼のままであったら、銀の銃弾で打ち抜かれたり銀の刀で八つ裂きにされたりニンニクスプレーを吹きかけられたりしていたのかもしれません。

日中に活動するというのはとても大変なことです。外は暑いし、いろんな人が歩いているし、太陽は眩しい。社会から疎外されて生きていた僕にとってはとても生きづらい。トリコがグルメ界に初めて挑戦するくらいに難しい。トリコと違う点としてはノッキングマスター次郎みたいに心強い助けが無いということです。この事実はとても過酷です。適応していかなくてはなりません。変わらなければありません。それは難しいことだけれど不可能ではありません。この挑戦は、きっと僕を成長させることだと感じます。ただ、失敗に終わる可能性だってあるわけです。そういう場合に限っては、また吸血鬼に戻ることになってしまいます。しかし、物事には総じて有るべき姿や在るべき場所というのがあります。失敗に終わるということは、そういうことだと受け入れなければなりません。悲しいことだとも、無駄だったとも、そんな負の感情を抱くことはありません。



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