paipanion

やさしくしてください

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最近の記事

怒りで操られる恐怖、または怒りそれ自体への恐怖

先日、アルバイト先でのことです。一応飲食店でありますので、”仕込み”という作業があるわけです。おかずカップに黒豆を詰めて、それをまたジップロック・パックに詰めるという作業をしていました。2人で業務にあたっていますので、もう1人のスタッフがいます。50歳くらいのおじさんです。この際に年齢を提示する必要はないのですが、しかし、このほうが同意を求められやすかったり、想像していただくのも容易かと思った次第ですので提示しておきます。この方はかなり高いプライドを持ち合わせておりまして、何

    • eigamita

      『竜とそばかすの姫』を見てきました。 細田守作品が特別好きなわけではないのですが、彼の描くインターネットなり田舎なりがきれいだから大好きなのです。『サマーウォーズ』が結構好きだし、世界観や設定も似ているので、とても楽しみにしていました。公開から日にちが経ってしまったのは、一緒に見に行こうと誘ってくれた友人と予定が合わなかったからです。 まず、劇場で見ていて「なんかとってもムズカシイ」とも思いました。どんなに些細なことでも制作側の意図を深読みして、何かしらの意味があるんだろ

      • 映画見た

        『ベンジャミン・バトンー数奇な人生ー』を見ました。手記によってベンジャミンの追憶を巡っていく物語です。ベンジャミンとは齢80で誕生し、徐々に若返っていき、赤ん坊の姿で死にゆく奇跡の子のことで、物語の主人公であります。人生とは、運命とは、恋とは、セックスとは、愛とは、チャレンジとは、時間とは、血縁とは、家族とは、性別とは、永遠とは、老いとは、若さとは、生死とは、人間とは。ヒトとして生きていくうえでの大前提的な要素にチャレンジし、見事に描写されているような作品だと感じました。

        • 就職活動(´;ω;`)

          働きたくないです。 どのような言動にも、何かしらの理由や根拠のようなものが付き纏うことでしょうが、この「働きたくない」というものは100%の純度で純粋な感情の発露によるものなので、理性的な根拠は何にも無いんですよね。でも働かないと生きてはいけない。将来についての極端な楽観、焦燥感の欠落、自己実現欲求の喪失、単純な怠惰、周囲からの不安を煽る声もてんで届かずに、毎日毎日飽きもせずに更新されていくインターネット・コンテンツを時間のままに消費しています。さしずめ、僕はインターネット

          デイ・ウォーカー

          |ω・`)ノ ヤァ 昼夜逆転を治しました。1日よりも多い時間を起き続けるというのは、自身に甘々な僕にとっては何とも苦痛で仕方のないことでした。何度も何度も寝落ちしそうになったり、布団の誘惑に心揺さぶられてしまったりしました。都合のいいことに、近所の昼夜逆転友達から「一緒に治さないか」と誘ってもらったので、二人仲良く治すことができました。今まで何も達成したことのないので、嬉しいことこの上ないです。僕にも根性の根の字くらいは残っていたみたいです。でも褒めてくれる人は誰もいません

          デイ・ウォーカー

          3話

          最近のアニメは良いですね。僕はどうも頭が悪いので、「良い」以外の表現ができません。リアルタイムで見ているアニメの多くは3話に差し掛かっています。そこで気づいたんです。「3話は特にいいもんだな」ってことに。 3話ってのは良いものですね。恐らくこれは、何についてもいえると思います。それはアニメに限らず、ドラマでもなんでも。僕はテレビを見ないので、ドラマも見ませんが言い切れてしまいます。それだけ、3話とは良いものなんです。魔法少女まどかマギカの3話なんて特に良かった。作品の色が裏

          ”あかし”

          ※ガキの戯言だと思って楽しんでください。 僕は絶対にタバコを吸うことはないだろうと思っていました。製造者には申し訳ありませんが、得体のしれない草を紙で包んだだけで500円もするものを自らの意思で買おうなんて考えたこともありませんでした。ただ、二十歳になってから、何かしら大人の真似事をしようとも思っていました。それはお酒を飲むでもいいし、自分の力でお金を稼ぐでもいいし、そこに喫煙が選択肢になかっただけで何でもよかったのです。 高校を卒業して、18歳になり、大学に進学しました

          ”あかし”

          好きなポケモン

          僕にだって好きなゲームの1つや2つはあります。その中の1つがポケットモンスターになるわけです。縮めてポケモン。今や知らない人のほうが少ない大人気コンテンツでありますが、真髄を知るものは僅かです。真髄というのは、所謂”3値”を知識の前提としてプレイするか否かの問題です。それは、まぁ、些細なことなので、特に触れないでおきましょう。 さて、なぜ今回私がポケモンについて寄稿しようかと思ったのかというと、実家にある共有のパソコン(年賀状書くときとかに使う)に保存されてある私が書いたギ

          好きなポケモン

          朝が怖い

          ここ最近は、朝が怖いです。怖いんです。朝が来るのが怖いのか、朝そのものが怖いのか、眩しすぎる太陽が怖いのか、何もしていないのに悠々と惰眠を貪ることにおびえているのか。自分でも何が正しいのかわかりません。そもそも恐怖という感情のルーツを掘り下げることに意味はあるのでしょうか。抽象的だからこそ恐怖を感じるのではないでしょうか。感情の話はここではどうでもよくて、とにかく最近の僕は朝が怖いのです。だから外が闇の内はずっと目をあけておいて、朝がやってくるのを身構えていなければなりません

          朝が怖い

          夢を見ました。

          夢を、見ました。ただ、夢と言っても、僕はとても現実的な体験をしたかのような疲労感を体に残したまま覚醒をしたので、夢ではないかもしれません。事実かどうかを確認することもできなければ、否定できる根拠もないので、夢とも現実とも区別のできない奇跡の時間を体験できたわけです。でも、僕としては現実の出来事として認識していたいのです。なぜなら、海を見たから。   海を見ました。僕の出身は海のない県なのですが、その時の僕はノスタルジーで満たされていて、目は朝日の反射で煌めいていて、口元は

          夢を見ました。