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「高血圧の運動療法の目安」について
こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日は寒かったですね~(*_*)。。
太陽が出ていないと、これだけ寒いのかと思い知らされた感じです。
急に寒くなったりすると血管系の疾患が増えますので、血管をケアすることや負担をかけすぎないことを考えないといけない時期ですね。
ヒートショックなどが原因で、浴槽でのアクシデントで亡くなる方の数は年間で5000人を超えると言われています。
死者2000人前後の感染症に気を付けるのもそうですが、こちらの方も忘れずに気を付けたいところです。
さて、そんな今日のテーマは「高血圧の運動療法の目安について」です。
今週は高血圧について連続的に記しています。
前述した通り、季節的に血管系の疾患が増えますので、特に高血圧の方は注意が必要です。
自粛生活での「運動不足」も重なり、これからの時期にじわじわと悪影響が出てくるのではないかと言われています。
少し話はそれますが、今年の自粛生活による運動不足によって体力低下が起こった高齢の方や子供が増えているそうです。
リスクが高い高齢者の方は致し方ない部分があるかと思いますが、比較的リスクが少ない子供にまで悪影響が出ているところが憎いですね。
その時期にしか経験できないことも多くありますので、そこを奪うほどのものなのかと。。
話を戻します。
高血圧に有効な運動のガイドラインは以下です。
「軽度の有酸素運動を毎日30分、または週180分行う」
です。
ポイントは高強度の運動だと昇圧作用によって血管が硬くなる可能性があるということです。
血圧を下げる効果は運動の強度にかかわらずあるのですが、あまり高強度すぎるとよろしくないかもということですね。
目安としては、
「最大酸素摂取量50%程度の強度」
が妥当だと考えられています。
ざっくりいうと、隣の人と普通に会話できるくらいの強度ですね。
これを毎日30分、もしくは週に180分が目安です。
個人的には、毎朝30分程度の朝散歩(もしくはウォーキング)がおすすめです。
運動による降圧効果のみならず、セロトニンの分泌による睡眠の質の向上も期待できますので、一石二鳥ですので。
少し寒くなってきてしまいましたが、朝散歩を日々の健康習慣に取り入れて高血圧とともに運動不足も解消していけると良いのではないかと思います。