”股関節の違和感”の原因となる普段の座り方は○○!?
こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日のテーマは「”股関節”の”違和感”の原因となる普段の座り方は○○!?」です。
股関節に違和感がある方は多くいらっしゃいます。
この「股関節の違和感」の原因を見る際に参考にするべき股関節の可動域の目安が以下です。
・股関節の屈曲 → 125度
・股関節の内旋 → 45度
・股関節の外旋 → 45度
この動作が「かたい」もしくは「代償動作あり」になってしまうと、
「可動域NG」
ということですね。
こうした可動域の制限は普段の姿勢が原因となっていることが多いです。
今日は「座り姿勢」に絞ってまとめていきます。
股関節に悪影響を及ぼす可能性がある「普段の座り姿勢」は以下です。
・割座(女の子座り)
・ななめ座り(左右どちらかに足を出して座る)
・背中座り(イスの背もたれなどにもたれかかる座り方)
・ボディスリップ座り(どちらかのお尻に体重が乗っている座り方)
などなどです。
「割座」と「ななめ座り」は股関節の位置がずれてしまうためNGです。
ななめ座りの場合は、、
「どちらかの方向はやりやすいけど逆側はやりにくい」
などがあると身体の歪みの原因にもなるので注意が必要です。
なるべくななめ座りはしない、もしくは左右均等に行うなどの対処をしましょう。
「背中座り」に関しては、骨盤が後傾しっぱなしになってしまうのでNGです。
骨盤が後傾している時間が長くなってしまうと、、
”腸腰筋”
という筋肉が伸ばされ機能不全を起こしやすくなってしまいます。
そうなると股関節をうまく曲げることができなくなり、代償として腰椎を過剰に曲げてしまったり、足の外側の筋肉や前側の筋肉を過剰に使わないといけなくなったりなどの弊害が起こります。
最後の「ボディスリップ座り」は身体の歪みの原因になるためNGです。
やってみるとわかるのですが、どちらかのお尻に体重を乗せると確実に身体がねじれます。
この状態で長時間いれば身体の左右差や歪みの原因になることは容易に想像できますよね。
ほおづえをつく方などもボディスリップ座りになっている可能性大ですので注意が必要です。
上記のような座り方はしないようにした上で、フレックスクッションなどをイスにおいて座り、骨盤が後傾しないようにサポートするのが良いと思います。
正しい座り方のポイントとしては、、
①骨盤が過剰に後傾しない
②股関節が過剰に内旋しない
③どちらかにかたよらない
などが挙げられます。
該当する方は今日から是正するようにしましょう。