”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.206 ~寝返りと肩の痛み~
こんばんは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.206」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「最近、左肩に痛みが出ます。寒くなったからなのか、仕事の影響なのか、原因がいまいち良くわかりません。特に寝起きが痛いのですが、何か原因はあるのでしょうか?」
この時期は肩の痛みを訴える方が増える時期です。
原因は様々ですが、、
「寒くなったことによる肩をすくむ動きの増加」
「寝室の冷えによる縮こまった姿勢の継続」
「年末の多忙」
などが挙げられます。
この中で意外と多いのが、、
「寝室の冷えによる縮こまった姿勢の継続」
です。
これを「横向き寝」で行うとなおさら痛みの原因になると考えられます。
寒さによって身体を縮めるようにして横向き寝の姿勢を長い時間していると、下になっている方の肩が圧迫されて痛みの原因につながりやすい傾向があります。
これは「寝返りの有無」との関連性があります。
「寝返りの役割」は以下です。
・寝ている時に体の一部分に圧がかかりつづけるのを防ぐ
・かたよった血流を正常に戻す
・熱を逃がす
・歪んだ骨格を修正する
などなどです。
つまり、「寝返りが少ない」と、、
「身体の一部分に圧がかかり続ける」
「血流がかたよる」
「骨格が歪む」
などの悪影響が出やすく、それが「下になっている方の肩の痛み」につながっているということですね。
寝起きの肩の痛みでお悩みの方は、
「寝返りがうてる環境」+「寝返りがうてる身体の状態」
になっているかを再度確認してみましょう。
「寝返りがうてる環境」は単純に左右にストレスなく寝返りがうてるかどうかです。
物理的なものもそうですが、温度にも注意が必要です。
寒すぎて布団から出たくない、、というのも寝返り減少の要因になりますので、エアコン等での調整と加湿器等を活用しましょう。
「寝返りがうてる身体の状態」は「股関節の回旋」+「胸椎の回旋」の動きがスムーズに行えるかどうかです。
下半身と上半身がうまくねじれないことには寝返りはうてませんので、そもそも動きが悪ければ寝返りの妨げになるということですね。
お風呂上りに股関節と胸椎の回旋ストレッチを習慣化できると良いと思います。
参考になっていれば幸いです。