”身体に悪い座り姿勢”について考える
こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日も寒かったですね~(*_*)。。
毎日のように寒い寒いと記しているように感じますが、今朝はちらっと雪が舞っていました。
子供はキラキラした目でうっすら降っていた雪を見ていましたが、大人は複雑な気持ちで見ていましたね。。笑
積もられてしまうと駐車場の雪かきがつらいので、積もるのだけは勘弁していただきたいところです。
さて、そんな今日のテーマは「”身体に悪い座り姿勢”について考える」です。
基本的に普段の姿勢によって、その人の身体の動きは決まってきます。
意外と思われるかもしれませんが、筋肉は脳からの指令によって収縮することはできても伸張することはできません。
厳密に言うと、収縮した筋肉と拮抗している筋肉は伸ばされますが、収縮した筋肉はそのままです。
「おい!俺の筋肉!伸びろ~」はできないということですね。
なので、日常でよく使う筋肉がどんどん縮まっていき、その人特有の姿勢が形成されていきます。
まさに「日常が勝つ」ということですね。
この「日常」を改善しないことには根本的な原因を取り除くことは難しいので、まずは「身体に悪い座り姿勢」から押さえておきましょう。
「日常で気を付けたい座り姿勢」は以下です。
・割り座(女の子座り)
・横すわり
・長時間の座位
です。
「割り座」が股関節の機能不全をもたらすことは本ブログで幾度か記した通りです。
股関節の正常な可動域は内旋(内またの方向への動き)外旋(ガニ股の方向への動き)45度と言われています。
「割り座」をしてしまうと過度に内旋したままの状態をキープしてしまうため、股関節の動きを悪くしてしまいます。
「割り座」は股関節の回旋の動きを悪くしますし、「横すわり」は股関節の外方移動、「長時間の座位」は股関節の屈曲の動きを悪くします。
全体的に言えることは「股関節に悪い」ということですね。
股関節の機能不全が起こるとその上にある「腰」に大きな負担がかかったり、下にある「ひざ」に負担がかかるなど周りに悪影響を与えます。
自粛期間に「腰痛が増した」という方は「股関節の機能不全」が起こっているかもしれませんので、上記の姿勢を取っていないか今一度チェックしてみましょう。