
栄養を「成分」<「食品」で考える
こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日のテーマは「栄養を「成分」<「食品」で考える」です。
今日も気持ちの良い秋晴れでしたね~(^^)/
もうちょっとでハロウィンですが、今年はどうなることやらという感じですね。
自分は恥ずかしながら本気で来月がハロウィンだと思っていたので、まったく何も考えていませんでした。。笑
密を避けながら楽しめると良いのではないかと思います。
さて、そんな今日は「栄養」について少しばかり。。
健康を考える上で「栄養」というのはなかなか難しいテーマであります。
というのも、「これが良い」「あれが悪い」という情報が常に飛び交っており、横断的な内容の情報があまりにも少ないからです。
これによって、TV番組等で「あれが身体に良い」と放送されると、翌日のスーパーで該当する食品が売り切れる、といった現象が起こるわけですね。。笑
少し前だと「納豆」や「サバ缶」でしょうか。
「サバ缶」は身体に良い食品ですが、それだけを食べていれば良いというわけではありませんし、毎日「納豆」を食べていれば例の感染症にかからないわけではありません。
むしろ、しっかりと「魚」や「発酵食品」を摂っている方にとっては不必要な可能性すらあります。
最近はあまり聞かなくなりましたが、「糖質制限」や「炭水化物制限」というものが一時期流行しました。
「糖質」や「炭水化物」を制限することで「痩せる」とか「身体が軽くなる」といったものですね。
この「炭水化物制限」と「糖質制限」は全く別物です。
「糖質」は「単糖類」「二糖類」「多糖類」「デキストリン(数糖類)」などの種類があり、
「糖質制限」は、そのうちの「単糖類」と「二糖類」を制限することを意味しています。
「炭水化物」は基本的に「多糖類」なので「糖質制限」の対象外ということですね。
これらのことが問題視される背景には、、
「”食品”ではなく”成分”が重視されている」
というのがあります。
白米と玄米、フルーツジュースと果物など、同じ「炭水化物」や同じ「果糖」でも食品によって微量ミネラルや食物繊維の量の違いがあります。
これによって身体への作用が若干変化すると言われていますが、そう考えると上記の「~制限」という考え方が若干的外れであることがわかると思います。
「糖質」を制限したいがために身体に必要な「食物繊維」や「ビタミン・ミネラル」は無視してしまう形になるからです。
「成分を制限する」のではなく「食品を見直す」方が重要ということですね。
健康的な「栄養」を考える上での重要な観点だと思います。