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上の空の残像

埃をかぶった言葉も

まだ鋭く尖っていた


忘れることは難しい

耳障りな音を音楽にして

色褪せた花を見てた

名前も知らないのに知った気になった

見たこともないのに懐かしくなった



私はどこに行ったのだろうと

辺りを見渡してみてたら

教えてくれる人がいたのだろうか

そんな中

私は

誰にも見せるはずもない絵を描いている


誰にも見尽くせない程の遺書と一緒に


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