職人目線で解説するレシピに載っていないパン作りのポイント〜捏ね方編 その2〜
パンまるです!
『職人目線で解説するレシピに載っていないパン作りのポイント〜捏ね方編 その2〜』
ということで、前回に引き続き生地の捏ね方について解説します!
前回油脂を入れる前の段階まで解説しましたが、ここまでが前半戦の大切な工程です。
パン生地の捏ね方は、この『油脂入れ前』と『油脂入れ後』で捏ね方の考えが変わっていきます。
今回は、『油脂入れから、よく伸びる生地の捏ね方』を解説していきます。
よく伸びる生地は、『ふんわり』『柔らかい』『歯切れがいい』パンに焼き上がります。
しかし、伸びる生地を作りたいからと言って、後半の油脂入れ後だけを頑張っても意味がありません。
前半の油脂入れ前をしっかり理解した上で、後半の理屈を理解していきましょう!
それでは解説を始めていきます!
※全5作がまとまったマガジンもありますので、個別に購入された方は、マガジンと重複して購入しないよう注意してください。バラとマガジンは同じ内容になります。
この記事を頭に入れて、今までのレシピ本を読んでみてください。必ず感じ方が変わります。この解説を読むことで、どんなレシピを見ても頭で理解できるので、作業全てが意味のある動きになります。
今までは「どのくらい捏ねればいいのかな?」だったのが、
これからは『あと何分捏ねたら完成だ!』と見極められるようになります。
つまり、基本作業の意味とポイントを理解することで、どんなレシピにも対応できるのです!基本を理解してレシピのパンも作れるようになったら、もうオリジナルレシピが作れます(^^)
この記事が解説している内容は、「パンのレシピや作り方」ではなく、『パン作りの本質』を解説しているものです。
・30回捏ねましょう。
・60分寝かせましょう。
ではなく
・なぜ、そのくらい捏ねるのか?
・なぜ、発酵は60分なのか?
などという『パン作りの本質的なこと』を解説しています。
たくさんのレシピを買い漁るより、まずはこの解説を理解していただくと、これからのパン作りが変わります!
ここから本格的な解説が始まります。
それではご覧ください!
4.生地を薄く広げて、油脂を擦り込む
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