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言語化するということ

初期研修以来のこれでいいのか?というモヤモヤ感を、ようやく何か昇華させられそうな気がする。

これでいいのか?というのは、自分に対してもそうだし、現在行われている医療のありさまに対しても感じる。患者さんや治療に対して何も役に立っていない、一体これからどうするんだという自分自身に対するモヤモヤ感。きつい労働環境の中でみんな文句を言わず、今までこれでやってきたのだから、これで良いのだ、というような半ば諦めにも思えるような現状に対してのモヤモヤ感。

研修医や専攻医は、当然だが臨床での進路が当たり前だと思われているし、自分自身に対してもそう思い込んでいたと思う。でも、臨床医を突き進む以外にも意外と道はあるのではないか、外の世界に目をむけてみても良いのではないか、その気持ちが強くなってきた。いわゆる「お医者さん」という働き方以外の道があるのではないかと考えるようになってきた。

自分の今いるところからの逃げではないのか、目の前の患者さんに対する責任からの逃げではないのかと言われればそうかもしれない。でも、今はポジティブに捉えようと思っている。

題にも書いたけれど、もやもや感というのは言語化して具体的にどうしたいのかどうありたいのかを明確にしないと、自分でも次に動いていけない。何か変えていかないと結局自分自身が苦しくなる。

まあ先のことはわからないけど、自分のやりたいようにやってみる。

絵は最近みてすごくいいなと感じた戸田勝久の『空のゆくえ』。


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