HAYAOKI

読んだ後歌を聞いてみてね

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記事一覧

月明かりは知っている

「「かんぱーーい!!!」」 「佐伯さん、お疲れ様でした!」 「いやぁすいません僕なんかのために。  こんな盛大な。」 「佐伯さんほんとに帰っちゃうんですか?!  …

HAYAOKI
2か月前
1

見上げる恋

「ほんとイケメンだよなー!」 戸棚の荷物をとったら叫ばれた。 「ぁあ、、はは。はい、どうぞ」 「ありがとうございます!!!  ほんとに素敵です!!」 小さくてかわ…

HAYAOKI
3か月前
1

家、くる?

「えっまだ付き合ってないの?!」 「ちょ!しー!!」 「おーーい!口より手動かせよー!  開店時間すぐだぞー!」 「「すいませんでしたー!」」 「声でかいよ」 「い…

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3か月前
1

おそろい

「おっ、おつかれ〜」 さっきまで暑さと眠さでぼーっとしてたのに 一気に目が覚めた。 「授業終わった?」 「うんー、めーーーーっちゃ眠かった」 「そんな顔してるわ、ほ…

HAYAOKI
3か月前
3

パセリ

「また喧嘩?」 そう聞くと小さくうなずく彼女。 口を尖らせてなにか言いたそうな顔をしている。 「だって聞いてよ!わたしは 「まぁとりあえず。暑いし中入るか」 長くな…

HAYAOKI
3か月前
1

月明かりは知っている

「「かんぱーーい!!!」」

「佐伯さん、お疲れ様でした!」

「いやぁすいません僕なんかのために。
 こんな盛大な。」

「佐伯さんほんとに帰っちゃうんですか?!
 俺寂しいです!!!」

「離れろ馬渕(笑)」

「でも佐伯さんいなくなるの
 本当に寂しいです」

「ねぇー、5年とかあっという間だった」

「5年間の単身赴任でみんなに気に入られたら
 永住できる。みたいなシステム
 ないんですか

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見上げる恋

「ほんとイケメンだよなー!」
戸棚の荷物をとったら叫ばれた。

「ぁあ、、はは。はい、どうぞ」

「ありがとうございます!!!
 ほんとに素敵です!!」
小さくてかわいい後輩がキラキラした瞳で
こちらを見ていた。

「あー、ありがとう。」

「なんだよお前ばっかりずりー!」

いや、ずるいもなにも

「バカ、でかい声出してないで働け。
 だいたいお前男だろ。お前がとれよ。」

「いって!やめてくだ

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家、くる?

「えっまだ付き合ってないの?!」
「ちょ!しー!!」
「おーーい!口より手動かせよー!
 開店時間すぐだぞー!」
「「すいませんでしたー!」」

「声でかいよ」
「いやだって!え!俺てっきりもう
 付き合ってるんだと思ってたわ」
箸立てに箸を補充しながら質問攻めにあう。

「だってこの前もご飯行ってなかった?!」
「行った」
「ん?なんならこの前友達と
 この店来てなかった?」
「来てた。焼き鳥も

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おそろい

「おっ、おつかれ〜」
さっきまで暑さと眠さでぼーっとしてたのに
一気に目が覚めた。
「授業終わった?」
「うんー、めーーーーっちゃ眠かった」
「そんな顔してるわ、ほら」
顔に当てられた冷たい缶でさらに目が覚めた。
「あー!好きなやつ!ありがとう!」
ジュースを受け取ってお礼を言うと
「ん」とだけ言って前髪を触りながら
あっちを向いた。
(あっ照れてる)
私だけが知ってる大好きな彼の癖。

「今日な

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パセリ

「また喧嘩?」
そう聞くと小さくうなずく彼女。
口を尖らせてなにか言いたそうな顔をしている。
「だって聞いてよ!わたしは
「まぁとりあえず。暑いし中入るか」
長くなりそうな話を遮って涼しい店内に案内する。
「おっかき氷あんじゃん〜」
ちらっと彼女を見ると小さな手を机につけて
「奢らせて頂きます」
と三つ指をついていた。
この気温の中午前中ずっとグラウンドでボールを追いかけていた体には冷たい氷が気持

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