自身について
今回は、私のこれまでについてざっと触れていこうと思います。
私は日本海側の土地で産まれ、高校生までその地で育ちました。小中校生の頃はそこそこ活発でしたが、中学高校と進むにつれて、親からの期待や理想像を意識するようになり、高校生の頃は周りから大人しい子だとよく言われました。
ひとりっ子の私は、両親に大事に育ててもらい、親の勧めるままにピアノを始めとした様々な習い事をさせてもらいました。一人遊びは苦ではなく、知らない道や獣道を黙々と探検しに行くのが好きでしたが、高校生になる頃には親の目を気にして知らない道に行く事はほとんど無くなりました。また、母と二人で家具や雑貨のある店に行くことが多く、将来は家具や雑貨に触れる仕事がしたいなぁと、ぼんやり考えていました。
そういう事もあり、私は生活に関する事を学ぶために家政学が専攻できる京都の大学へ入学します。地元に比べればうんと都会の京都で、初めて親の目から離れての一人暮らしです。私は浮き足立って4年間を過ごしました。人生で戻れるタイミングがあるとするならば、色んな意味で間違いなくこの華やかな4年間に戻りたいと願うでしょう。
そして、就職活動を迫られた大学3年生の頃、自己分析を進めていくうちに、私は人々の生活の土台を支える仕事がしたい、と軸を定めます。さらに私は親からそれとなく地元に戻ってきて欲しいという想いを聞かされ、ひとりっ子だからとそれらしい理由を作り、地元に戻って就職する事にします。そして無事、地元の農協に就職がきまったのでした。
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ひとまず、ここで区切ろうと思います。
見返してみると、私はずっと、お利口でいる事が正しい生き方だと思ってきたのがよく分かりますね。