見出し画像

働くってこういうことなんだ。19年間”職業=学生”の僕が、事業運営型インターンで学んだこと【PAddle卒業生コラム・しみ】

こんにちは!「みちとつながるコミュニティPAddle」 note編集部です。

PAddleは18歳〜22歳の“センパイ”が、中学生〜高校生に向けて進路選択を自分の意思で行うために「視野を広げる」コーチングを提供するサービスです!

大学の総合型選抜に向けた志望理由書や面接対策も行っており、サービス開始1年目の昨年はお茶の水女子大学に推薦で合格する高校生が出るなど、事業としても成長を続けています。

さて、今回もこれまでPAddleでの運営に携わってきた卒業メンバーによるコラムをお届けします!

PAddleは、合同会社ハピオブの学生インターンメンバーが運営を担当しています。中高生にコーチングを行うセンパイと兼任しており、インターン生だけで運営がまわっているのが特徴です。

中高生向けにイベント開催もしています!

サービスの立ち上げも発起人の代表・まっすーを始めとした数人の学生インターンメンバーが行い、自分たちでサービスの方向性や料金を検討することでここまでのサービスに結びつけました。

企業とは一線を画した形で、「事業運営」を自分たちで行うPAddleのインターン。自分たちの責任ですべてが決まり、物事が動いていく経験を通じて、インターン生はどのようなことを学ぶのでしょうか?

自らの道を選び、インターンを卒業したメンバーに、インターンを始めたきっかけやPAddleでの経験を通じて学んだことを話してもらいます。

第三回は、第一回のももちゃんと同時期にインターン生となり、約1年半活動した清水雅矢(しみ)です。

王道の進路まっしぐら。インターンって何ですか?(PAddleに入った理由)

こんにちは!生まれてこの方ずっと学生の清水雅矢(しみ)です。

PAddleには2022年1月から参加。サービスの開始時期から約一年半に渡って活動をしています。広報分析班としてInstagramの運用と数値分析をしたり、管理チームとして仕組みを整備したりと、PAddleでは主に裏方的な役割に携わってきました!

そんな僕がPAddleへの参加を決めたのは、高校2年生のとき。きっかけは、僕も含めた同学年の仲間の多くが、入学後に学びたいことが曖昧なままただひたすら難関大学を志望していることに違和感を覚えたからです。

そんな悶々とした気持ちをどうすることもできないまま大学生となり、大学生活を送っていたある日、同学年同学科のPAddleの発起人・まっすーと話しているとひょんなことから進路選択の話題に。まっすーも同じ疑問を抱いたことがあるという話からPAddleの存在を教えてもらうとシンパシーを感じたことから、インターン生となることを決めました。

知らない世界と自分がそこにはあった。PAddleでの経験から学んだこと

学び1 自分の方がちょっと速くできたり、ちょっと上手くできたりするものがある

僕が1つ目に学んだことは、「自分にできることとできないことの認知」です。この「自分にできること」の例の1つにExcelを用いた数値分析があります。幼少期に父から簡単な使い方を教えてもらって以降、まるでゲームをするかの如く、事あるごとに様々なデータを集約し続けてきたことでできるようになりました。

逆に僕が「この人にはかなわない」と思ったことは会議やイベントなどでの進行役、すなわちファシリテーションでした。

「自分にできること」に関しては、「できて当たり前だ」という意識が「強み」や「得意なこと」とも言い換えられるものへと変化し、自分に自信を持つきっかけになりました。「この人にはかなわない」と思ったことに関しては、その人を見て技を盗むことを常に心がけるようにして、人並みにできるようになりました。

学び2 社会に所属しているという意識の芽生え

僕が2つ目に学んだことは、「世の中を自分事化できる」ということです。これを最高に実感した瞬間は、PAddleの収益モデルをインターン生主導で作り上げたときです。

もちろん、実際の社会で使われているような収益モデルを考えたことは生まれてこの方なかったので、大人のサポーターの方々の力も借りながらでしたが、それでも仲間とともに「稼ぐことのできる仕組み」を考えることは、どこか今まで自分とは違う世界にあった「ビジネスの意識」を自分の世界にぐっと引き寄せるきっかけとなりました。

また、収益モデルの設定を行う中で、モデル通り進めるための行動のゴールが明確になっていたことで、行動し始めてからはモデル構築前と比べてPAddle全体として成長していると実感できることが多かったです。この点においてPAddleそのものに自分が関わっているという意識も強くなりました。

学び3 自分の取り組みがチーム全体の成長を加速させる

僕が3つ目に学んだことは、「自分の行動がその後に繋がる」ということです。これを最も強烈に実感したのは、管理チームとして他のチームの情報を探しやすいように整理し、探しやすい仕組みを整備したときです。

PAddleでは、大量の資料をGoogle DriveやBoxなど、いろいろなツール上に収納しています。しかし、個々人が思い思いの場所に作りたいように資料を作っていたことで、インターン生同士ですらその所在が分からなくなりかけていた資料が多々ありました。

そこで、探しやすくする仕組みとして「検索マップ」を作りました。目次から自分の探しているキーワードを選択していくと、たくさんの資料の中から目当ての資料にすぐアクセスできるというものです。このマップは今、他のインターン生が個人でコンテンツを作成したり、インターン生同士で情報共有したりする際に役立てられています。

また、これらを作成していたときの熱量が他のインターン生にも届いたのか、「しみさん(PAddleでは先輩後輩関係なくメンバーをニックネームで呼び合う)のようにコンテンツを作成したい」という声もちらほら耳にするようになりました。コンテンツそのものだけでなく、僕の行動している姿も、その後に繋がることを実感した点の一つです。

さいごに

僕は1人だけで、1つのことを1年以上も継続して努力ができるほどできた人間ではありません。そんな僕が上記のような学びを得ることができたのは、同じ方向を向いて一緒に頑張った仲間がいたからだと思います。

やりたいと思ったときにバックアップしてくれて、ちょっと心が折れそうなときに支えてくれた、ハピオブ代表の島田さん、事業運営リーダーのまっすー、メンバーのみんな、そしてサービスを利用してくれた中高生の皆さん。本当に感謝しています!

このPAddleでの学びを糧に、「雲外蒼天」の如く社会人になってもどんどん成長していきたいと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


いいなと思ったら応援しよう!