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旅の練習 グラスゴー編/Glasgow

さて、次に訪れたのがスコットランドはグラスゴー。
前回のエディンバラ滞在時のお話はこちら。



グラスゴー/Glasgowってどんなところ?

スコットランドの南西部に位置していて、スコットランド第1の経済力を持ち、人口も63万人と最大。タバコ貿易、20世紀前半までは造船を主とした製造業で発展した都市でもあるらしい。15世紀創立の名門グラスゴー大学を擁し、産業都市であるとともに、文化・芸術・若者の街として知られている。
なんか勝手にエディンバラばかり脚光をあびてる気がしてたけど、全然そんな事無かった。エディンバラは歴史的な建物ばかりで時間が止まったような感覚をくれるけど、むしろグラスゴーは現代とうまく融合されてこれまた不思議な感覚になれる場所だった。


エディンバラからの移動

エディンバラからグラスゴーまではNational Expressで約1時間、£12。
夕方5時のバスに乗って向かった。

訪れたのが7月中旬だったから、夕方6時過ぎに着いたってまだ日が落ちる気配がしない。ロンドンからさらに北へ北へ来ているとなんだか尚更感じる。
到着した後ももうひと観光出来そうなそんな明るい雰囲気だけど、お店や美術館はちゃんと閉まっているので大人しく帰ることに。


これって海外あるあるだと思うけど、日本の車乗ってる人に出会うと”日本の車乗ってるよ、いいよね!”みたいに話かけられる率、非常に高い。
そんな時だけ鼻高々に。(車と私の共通点は日本生まれ、というだけ。)
トヨタ、ホンダ、日産はもちろん、マツダ、スズキ、スバルなんかも見かける。こちらからしたら外車だもんね。すごいなー日本の会社。
そしてこっちの車はほとんどがマニュアル車。
なんだかマニュアルの方が運転してる~、操縦感ある~な気分になれるのは私だけかな。


訪れたところ

今回のCSホストはグラスゴーの中心から車で20分くらいのお宅。
3泊したけど、初日は夕方に着いて最後は朝出発のバスだったので、楽しんだのは丸々2日間。
観光1日は大自然を冒険、翌日は市内観光という日程。エディンバラと同じで美術館/博物館の入場はもちろん無料なのも最高!感謝!
なんかだいぶ駆け足な感じになってしまったので、次回はもう少しじっくり散策したいなあ、という気持ち。
でも非常に充実した滞在となった事は間違いないので、早速場所のご紹介。


リバーサイド博物館/Riverside Museum

とにかく近代的な建物でガラス張りの外観と、中の展示物にギャップがありすぎてそんなところも素敵!
2011年に移転する前までは”グラスゴー交通博物館”として別の場所にあったそう。様々な種類の乗り物/交通機関を展示していて、その中でも1930年代のグラスゴーにタイムスリップ出来る空間は、ケルビンストリートの再現が有名で、路面電車やグラスゴーの地下鉄の駅、車中の再現度具合も興奮もの!
乗り物オタクでもなんでもないけど、1つ1つの展示をしっかりと堪能したいくらい興味がそそられた、そして子供も大人も絶対楽しめる場所。
野外では時期的に子供を対象にした遊園地もあって1日では時間が足りない。
最後にこちらのお土産屋さんで全く関係のないロンドンのアーティストのピアスを買っちゃったりしてね。そんなのも思い出笑


グラスゴー大学/University of Glasgow

550年以上の歴史をもつ名門大学で、英語圏では4番目に古い大学。
キャンパス内を学生のふりして歩いていたら、おそらく日曜日という事もあってか結婚式を挙げるカップルが1組。


ハンタリアン美術館(グラスゴー大学内)/Hunterian Museum

グラスゴー大学の敷地内にあるスコットランド最古の博物館。入口が2階だったこともあり、一見小さい美術館なのかと思いきや、、とんでもない。奥へ奥へ限りなく続く展示品。
そして、吹き抜け2階建ての場所へ辿り着くと、さらに壁一面に展示物が。
少し駆け足だったのでじっくりは見学出来なかったけれど、こういうの好きな人は一生見学出来そう。
始まりは解剖学者で医者のスコットランド人、ハンター博士が1783年にグラスゴー大学に私蔵コレクションを寄贈したことが始まり。
内容は古代エジプトのミイラから始まり、サメの化石、ヨーロッパの巨匠による名画といった展示品を多く取り揃えている。


ケルヴィングローヴ美術館&博物館/Kelvingrove Art Gallery and Museum

まずなんといっても目を引くのが、著名な彫刻家たちによって設計された外観。赤砂岩を使い、グラスゴーの伝統に従ってスペインのバロック風に造られたとか。エントランスを抜け、入ったセンターホールには巨大なパイプオルガンが。私が訪れた時もタイミング良く素敵な音色がホール全体に響き渡っていて、なんとも心地いい空間が広がっていた。毎日時間が決められて演奏会があるみたいだったのでラッキー!
そして本題の展示物について。もうね、数が壮大すぎるのなんのって。絶対丸1日あっても無理!今回は特に絵画にポイントを押さえて、見学することに。だって無料でモネとゴッホ、フランシス・キャンベルがみれるの。
あとサルバドール・ダリの”十字架の聖ヨハネのキリスト”、なんと言ってもこれが今回の目玉!!!これだけは別室で展示されており、緊張感漂う異色の空気。静けさの中に刺さるような絵の存在感。私は少し怖かったけど、それもこの絵が意味していることなのかな、と勝手に解釈。

絵を描く才能は全くないけれど、美術館に行って気に入った絵画の前でぼーっと当時の背景を想像したり、この絵のもつ意味とか世界観に引き込まれる感覚がとても好きな私にとっては本当に時間足りな過ぎた。
次回は、1日この場所にだけ時間を使うとモネの風景画の前で誓ったさ。

グラスゴー大聖堂/Glasgow Cathedral

ここはスコットランドの本土で最古の大聖堂、グラスゴーでは最古の建物なんだそう。
外観が工事中だったのが残念だったけど、中は通常通り。閉まるぎりぎりだったけど中に入れて良かった!


ブキャナン・ストリート/Buchanan Stree

THE歩行者天国、買い物天国!
歴史的な建物ばかり立ち並んでいるのに、お店はハイブランドや商業施設など。買い物気分の日はここを歩くだけで、充実した1日になること間違いなしって場所だった。


次なる目的地へ

今回はCSホストが全部一緒に観光してくれたので、私の希望をざっくり伝えて行程を考えてくれた感じ。なんだか任せっきりになってしまったけれど、大変充実!!車がないとなかなか行けない場所に連れてってもらえたり、ローカルパブで食事、夜はシネマ部屋でポップコーンとビール片手にハリポタ鑑賞。私の大好きな秘密の部屋を観た!

エディンバラとはまた景色が全然違って、ゴシック様式の建物と合わせて近代的なビルも建ち並び、一気に違う景色を楽しめた。
ここは観光で来ても楽しいけど、住んでいる方がもっと街の感じとか良さを知っていけるのかな、とも考えたり。
住めばさらに都ってやつですね。

さてスコットランドの旅はここでおしまい。次に向かったのはイングランドはリーズ/Leeds、このお話はまたあとで。

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Ms. Paddington :)
Please look after this bear, Thank you!