とりあえず漫才書いてみた
里中「どうも里中です」
西澤「西澤です」
二人「架空です、よろしくお願いします」
里中「里中の里と、西澤の西をとって架空って言うんですね」
西澤「里西じゃねぇか」
里中「里西?は?誰?」
西澤「いや、里中の里と、西澤の西、合わせたら架空じゃなくて里西になるじゃないですか」
里中「あー、はいはい。違う違う。アルファベットの事」
西澤「アルファベット?」
里中「里のkとー」
西澤「里はSー」
里中「西のクーでー」
西澤「クー!クーってなにー?多分アルファベットにクーはないー」
里中「里西です、よろしくお願いしまーす」
西澤「里西ー!やっぱり里西やったー!」
里中「いや、そんな事より里西さん」
西澤「誰が里西やねん」
里中「何か怖い話ありませんかね?」
西澤「怖い話?」
里中「はい、僕好きなんですよー」
西澤「あー、そーなんや。じゃあこんなんどうかな?こないだタクシーの運転手さんに聞いたんですけどー」
里中「タクシーの運転手?」
西澤「そうそう、その運転手が言うにはー」
里中「え?ちょっと待って、西澤さん怖い話好きでしたっけ?」
西澤「おー、いや、別に?」
里中「ですよね。タクシーの運転手に何か怖い話あります?とか聞いてませんよね?」
西澤「んー、聞いてないーかな」
里中「てことはタクシーの運転手、いきなり怖い話始めたって事?」
西澤「えー、んー、まぁ、そうなるかなぁ」
里中「こっわ」
西澤「え?」
里中「引くわー。聞いてもないのに怖い話いきなりされたら、めっちゃ怖いやんそれー」
西澤「おー、確かに怖いな」
里中「ありがとう、怖かったわー」
西澤「いやちゃうねん!させて、怖い話」
里中「いや今聞きましたよ?」
西澤「ちゃうねんちゃうねん。怖い話まだしてへんねん」
里中「え?じゃあ、僕が今聞いたのって?幽霊かなんかの声やったって事ですか?」
西澤「いやいやちゃうちゃう、幽霊とかじゃないねん、それは俺やねん」
里中「え、西澤は幽霊?」
西澤「だからちゃうって。怖い話はしてないけどしてん」
里中「してないけどした?謎謎ですか?えーっと」
西澤「違うで!謎謎ちゃうで!」
里中「わかった!わかりました!」
西澤「えー?じゃあ一応、はい里中君」
里中「橋の真ん中を渡った?」
西澤「はいはい、正解。それでね、その運転手がね」
里中「でもおかしいな」
西澤「今度はなんなん?」
里中「この場合のはしって、橋と端のダブルミーニング的な事でしょ?」
西澤「一休さんはもうスルーして終わったから」
里中「そうなんですけどね、どうしても引っかかるんですよね」
西澤「うーん、まぁ、はい、じゃあ、どうぞ」
里中「何で怖い話を聞いてないのに怖い話をしてきたんだろって」
西澤「本筋に戻った」
里中「も一回確認するけど」
西澤「はい」
里中「怖い話とかないですか?とは聞いてないんですよね?」
西澤「しつこいなぁ、聞いてへんよ」
里中「どうして、端を渡ればいいと思えたのか」
西澤「あかん、また一休入ってきてもーてる」
里中「どうしてお腹が空くのかな」
西澤「食べてへんからや」
里中「どうして愛すら孤独なのか」
西澤「北斗の拳や」
里中「南斗最後の将とは」
西澤「ユリアや」
里中「どうして乗せた女が消えてシートがグッショリ濡れていたのか」
西澤「それ、それオチや!俺がしようとしてた怖い話のオチや!」
里中「え」
西澤「え」
里中「ユリアなの?」
西澤「そこ?もうええわ、ありがとうございましたー」
里中「どうして愛すら孤独なのか」
西澤「もうええねん」
礼しておわり
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