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受難。

余命宣告
キミはあと何日
生きられる?

ひとはみな
誠実と努力で
健全を維持する

それは
とても疲れる

しかし
折り目正しく
律儀に丁寧に

これはとても
自身にとって
大切である

愚直に素直に
正しく厳しく
少しのズレも許さぬ
その緊張感のある
行動から

人柄しのばれ
信頼も生まれる

芸術作品でも
適当な仕上げは
適当なモノ

絵でも写真でも
彫刻や作品は
1ミリのズレも
致命傷だ

物書きの方々も
絵師さんも
細部にいたるところまで
しっかりと
繊細に仕上げる

だから素晴らしい
だから感動する
だから人に伝わる
心で響き合う

いい加減では
作品もいい加減だ

しかしそれは
とても疲れる

そうです
ひとには休息が必要

だらだらと過ごす時間
ごろごろと寝転がり
うだうだと会話

部屋中散らかし
ボケーっとする

そんな日も必要だ

どちらかの
偏りが嫌いな人もいる

ダラダラがキライ
神経質が嫌

それも個性

個人では
差異があっても
ひととしては
どちらも最大に重要だ

肝心な時は
我慢だ辛抱だ
耐え抜く力は
人のため
自分のため

勝つまで
やり抜く
勝てば正義

負けは負け

積み重ね
努力努力
負けてもいいなど
そんな挑戦は無い

勝負は勝てこそ

そして負けてしまった
友人を激励するために
ある言葉が
「負けてもいいよ」
これなんです

相手を思いやった
愛情表現です

しかし
挑戦の時に
「負けてもいいよ」
これでは励ましにならない

例えるなら
難関突破
憧れの受験日に
日々努力してきた
受験生に

「落ちてもいいよ」
それでは
励めない

もちろん
プレッシャーかもしれない
それでも
「絶対合格!」
本人と
一緒になって
大激励したい

命の期限は
迫りくる

キミは何と闘う?

焦りは禁物
確実に勝ちに行こう

「これぐらいでいいか」
その慢心は事故のもと
失敗のもと

最大に注意し
全力で今と闘おう

キミの人生を生きるのは
他でもない自分自身

その苦しみは
やがて
誰かの光となる

「命がけのひとにしか
命がけのひとのことは
わからない」

おじいちゃまが
教えてくれた

「世の中を変える?
世界を平和に?
誰かがやるでしょ?

これでは変わらない
自分がやるんだよ」

おばあちゃまも云う

「何のために
生まれてきたか?

幸せになるため

自分の幸せは
自分の大切な人々をも
幸せにする
それは
世界の平和が
自分の幸せと繋がること」

ボクは
ここnoteの皆様から
いただいたお金で

100円均で買った
額縁と

先日行った
新美南吉資料館の
売店で買った
ポストカード

組み合わせて
可愛い飾り
作りながら
お話を聞いてた

そして感じた

「成仏」って
生きてる今この
大切な時間の中に在る

仏に成る

まさしく
大恩人の
おじいちゃまや
おばあちゃまの
大切なお話の学びは

生きてきた証
苦労を乗り越えた
実体験の感想

これは
ひとの歩むべき倫を
切り拓いて智慧

もし明日亡くなる
そんな命であっても
ボクは世界平和を目指す

ボクのために
そして
キミのために

この受難は
乗り越えるために在る

















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伊藤ぱこ
読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました