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プログリット体験記

最近噂のProgritを3ヶ月間実施しましたので体験記をシェアさせていただきます!その前にまず私の英語力についてお伝えしておきます。

  • TOEICは850点程度。

  • 留学経験など一切なしの純ジャパ

  • 英語で映画を見ると何を言ってるのか全く理解できないレベル

  • 外資系会社で日常的に英語にふれる機会はあるものの自分から喋る機会はほとんどない

  • 英語話さなければいけないときはなんとかカタコト英語で頑張ってる

要は、英語まあまあ頑張ってきたけど海外の方とやりとりするには全然力が足りていない純ジャパの中年おっさんを想像していただければと思います。
個人的にはこの辺のレベルのビジネスマンが私の周りでは一番多いようにも感じます。


結論:おすすめする?しない?

まず結論から言うと、英語が本当に必要でこれから本気で頑張りたい人、英語に対する意識を変えていきたい人にはおすすめします。
ですが、かなりの高額商品なので無理して受けるほどの価値はないとも思いました。(私は幸いなことに会社が補助を出してくれましたので受けてみたという感じです。)最近はAIを活用したすばらしい学習アプリもたくさんありますし、それらの学習方法と比較して検討してみていただければと思います。

英語力は伸びたのか?

私の個人的な感想ではありますが、3ヶ月で劇的に何かが変わったかというとそういった実感はなかったです。当たり前ですが、3ヶ月間頑張ったからといって英語力がそんな簡単に伸びるわけはありませんので過度な期待も禁物です。これはProgritに限らず、どの英語サービスでも同じことが言えるのかなと思います。

ホームページにはVarsantのスコアやTOEICが劇的に伸びたなどの宣伝がありますが、こういったテストはテクニックである程度点数が伸びてしまいます
実際に最後に私がVarsantのテストを受けた際には、点数を伸ばすためのコツみたいなのをコンサルタントから伝えられまして、それで点数が結構伸びたと思います。ですので、あまりホームページの宣伝は真に受けないほうが良いかと思います。ちなみに私は、Versantが46=>50になりました。

とはいえ、良かった点もありますので、以下参考にしてみてください。

良かった点

強制的な学習習慣

一番良かった点は、ライザップのように常にコンサルタントに監視されている状況が作られることです。忙しい日ややる気が出ない日でも、やらざるを得ない環境が強制的に英語学習の習慣を身につけさせてくれました。
1日3時間程度の学習時間が必要で、3ヶ月間続けるのは決して楽ではありませんでしたが、この経験を通じてやろうと思えば社会人でもなんとか時間は作れるものだなという実体験を得ることができたのは良かったです。
英語だけでなく、その他の勉強でも本気で学ぼうと思えばこれくらいの時間は確保できるということですね。あとは、今までなんとなくで英語学習をダラダラと続けてきましたが、Progritを通じて英語を本気で向上させたいならこのくらいの努力が必要なんだということも実感しました。

Progrit終了後も続く学習習慣

Progritが終わった後ですが、その後も英語学習を続けています。
流石に毎日3時間という時間を英語に費やすことはしていませんが、自分なりの英語学習方法が見えてきたので、その方法論に則って続けています。(自分の学習方法は後述します。)英語は短期で身につくようなものではなく長期戦で考えたときに、Progritをきっかけに学習習慣が身についたのは非常に良かったと思っています。また人によっては、何を学べば良いのか分からないという人もいるかと思います。そういったかたはコンサルタントと相談しながら進められるのは大きなメリットですね。

日々の学習内容の流れ

基本的な流れ

基本的には以下の4項目をメインに学習していきます。

1. シャドーイング - 毎日1回提出し、コンサルタントが添削
2. 多読 - 30分程度
3. 口頭英作文 - 1週間で100文程度
4. 英単語 - 1週間で300単語程度

ホームページにはあなた専用にカスタマイズされたカリキュラムなどという魅力的な言葉が並んでますが、いろんな方の話を聞く限り、大きな学習の流れは変わらないようで以下の4つを主に繰り返すことになります。
(そもそも専用アプリが、この4つしか項目がありません。)
あえて、カスタマイズというのであればそれぞれの項目についても各レベルがあるので、そのレベルをチューニングして進めていくくらいのものかと思います。途中からはNativeCampの英会話や1分間スピーチなどの課題も加わってきますが、あくまでおまけ程度といった感じでした。

週1回の面談

週1回の面談では、口頭英作文と英単語のテスト、進行状況の確認、次週のカリキュラム策定が行われます。日々のコンサルタントのチェックもそうですが、この面談でテストがあるので、サボっているとバレてしまうというプレッシャーによって3ヶ月頑張れました笑

アプリについて

専用のアプリをつかって学習を進めていきます。
学習を進めて一番謎だと思ったのが、学習用のアプリと学習時間を測定するアプリが別々になっていることです。学習する際には各項目の時間を測定してコンサルタントにレポートする必要があるのですが、毎回それぞれのアプリを起動しなくてはいけなく、時間を測定するのを忘れたりして非常に面倒でした。また、アプリ自体も非常に簡素な作りで、使っていて細かい部分で日々正直ストレスでした。コンサルタントに重きをおいているとはいえ、2024年でこれはないでしょうっていうレベルの作りです。

例えば、以下のような点は昨今のアプリと比較すると劣っている気がします
この部分は是非改善してもらいたいなと思いました。

  • 口頭英作文の音声が、機械音声まるだしでやる気が失せる。

  • 英単語は覚えたか/覚えてないかの2択チェックだけで、Ankiに代表されるようなSpaced repetition(間隔反復)のような機能が一切ない。

  • 動画や画像などが一切ないので、つまらないし記憶に定着しづらい

  • 縦表示しか対応してない。

シャドーイングの効果

シャドーイングだけは自分一人でやるのは難しい部分があるので、プロに添削してもらえるのは非常に良かったと思います。いままで自分では気づいていなかったクセや、間違いを指摘されるので、ここはプロに添削してもらう価値は十分にあると感じました。一般的にシャドーイングを続けることでリスニング能力が鍛えられることが知られていますが、確かに音の連結や脱落など今まで聞き取れていなかった部分が、聞き取りやすくなったように感じます。Progritの出している「シャドテン」であれば、そこまで高額ではないので、一度体験してみるのは良いかもしれません。

今の私の学習方法

プログリットの学習を終えて、そのままプログリットの方法を繰り返すのも一つの手だとは思うのですが、私は自分なりの方法論で学習を進めています。以下も興味があれば参考にしてみてください。

単語学習: 
Ankiを使用。非常にすばらしい単語Deckを公開している方が多数いらっしゃるので、それを使用しています。一日30−50程度でやってます。
スピーキング:
Speakというアプリを使用しています。AIを使用したアプリで非常に素晴らしいです。一日の目標も5分程度で終わるので、無理せず続けているといった感じです。
リスニング:
イマージョンラーニングという学習方法をご存知でしょうか? ざっくり説明するとできる限り英語に多く触れて過ごす方法なのですが、これを実践することをしています。この辺は学習というよりは、楽しみながら英語を学ぶ感じでやってます。

使用する教材は主に以下です。

  • Youtube : 英語専用のアカウントで好きなYoutuberを登録してます。

  • Netflix : 英語音声があれば日本のアニメやドラマも全部英語でみます。

  • Udemy : 英語で学習できるので一石二鳥です。

イマージョンラーニングは以下のYoutuberのかたの説明がとてもわかり易いので参考にしてみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=mbbvWb1FMrc

以上が私のProgrit体験記です。まだまだ英語できないおじさんですが、粛々と頑張っていきたいと思っています!
みなさんもぜひおすすめの学習方法等あれば教えて下さい!

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