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「見える」確率と「見えない」確率

どーもこんにちは パッケージです

今回はポケモンの確率について雑に話していきたいと思います

 

はじめに

ポケモンは確率ゲーです。勝ち確の試合がクソ外しでひっくり返る・勝ち確の試合でゴーリが回避⤴引いて負ける。非常によくあることです。

自分はこのような場面に出くわすと「HA~~~~~~~~~~~~~!!!!!??????っざけんじゃね~~~~~~~~ぞゴルァ~~~~~~~~~~~~~!!!!!????????運負けだろこんなん~~~~~~~~~~~~~○ねやこのクソゴミカス~~~~~~~~~!!!!!??????(以下略)」などの罵詈雑言を飛ばしながら台パンしたりホエルオーのぬいぐるみに当たり散らしたりしています。

本当はひどい運負けに遭っても眉一つ動かさず冷静に次の対戦に移行するのが理想なんでしょうが自分はそこまで人間ができていませんからね。こうやってガス抜きをしないと神経が持ちません。うーん弱者。

話題がそれてしまいましたね。ポケモンが確率ゲーであり運負けが日常茶飯事である事は誰もが承知していると思いますが、その確率は「見える確率」「見えない確率」の2種類に分かれると考えています。今回はこのような観点からポケモンの確率について書いていきたいと思います。

 

「見える」確率と「見えない」確率

 

本題に入る前に、次の質問に答えてみて下さい。

・ポリゴン2が冷凍ビームを3回受けて凍らない確率とヒードランがマグマストームを当てる確率、どちらが高いでしょうか?
 

…どうです?分かりましたか?

正解は前者が約73%、後者が75%。後者の方が高いですね。

 

ちょっと意外だと思いませんでしたか?あの命中不安定の代名詞であるマグマストームが当たる確率より3連で追加効果を引かない可能性のほうが低いんです。

これを拡大解釈すると、3回冷凍ビームを受けても凍らない事を前提に組んでいる処理√はマグマストームを当てる前提で組んでいる処理√より安定していないということになります。不思議ですね。

もちろんこれは数字のマジック(ですらない何か)であり、氷が解ける確率を加味するとマグマストーム側が不利になります。しかし追加効果が試合に及ぼす影響が案外大きいという事は分かっていただけたのではないでしょうか。

 

ここでもう1問。

・メガバシャは300試合中300試合で300回飛び膝蹴りを打ち、メガゲンガーは300試合中100試合で100回気合玉を打ちました。残り200試合は気合玉を打たずに200勝しました。どちらも当てた場合は100%勝ち、外した場合は100%負けます。負け試合が多くなるのはどちらでしょうか?
 

…どうです?分かりましたか?

正解は前者が30試合、後者も30試合。同じですね。

これも拡大解釈すると300戦した場合1試合に1回飛び膝蹴りを打つゲームプランは3試合に1回気合玉を打つゲームプランと同程度の運負けを引き起こすという事になります。

もちろん実践ではこの通りには行きませんがね。

 

さらにもう1問。

・麻痺・フラッシュ×1が入ったポケモンが6連続で身代わりに攻撃を当て続ける確率と岩石封じが外れる確率、どちらが高いでしょうか?
 

…どうです?分かりましたか?

正解は前者が約3%、後者が5%です。後者の方が高いですね。

これも拡大解釈しようと思いましたが面倒臭くなったのでやめます。

 

ここまでの質問で何が言いたいかというと

「運要素には命中率や追加効果発動率以上に試行回数が大きく関わってくるのに、試行回数は具体的な数値では見えないためなかなか意識され辛い」という事です。これがタイトルの「見える確率」「見えない確率」です。

起点制作型害悪パやサイクル内の一撃技を運ゲーと呼ぶ人はもう殆どいなくなってきましたが「微々たる運要素の積み重ねによるリスク」「試行回数を減少させれば運要素が大きくても結果にはそれほど影響しない」といった事柄はまだあまり周知されてないように感じました。

高命中技で固めることで運要素を減らそうとするのももちろん良いですが、「相手の技の被弾回数を減らす」「命中不安定技を採用しても極力打たないようにする」といった方法で運負けを減らすのも効果的ではないでしょうか?

 

最後に

本当は他のポケモン確率についての話もしようと思ったのですが、思った以上に文章が長くなってしまったのでここでいったん区切ります。

近日中に他の話も上げると思いますので是非そちらも見て下さい!

またご意見等あればブログのコメント欄か筆者のTwitter(@Localpackage)のDMにどしどし送ってください!今回の記事は自分の独りよがりな見解なので他の人の意見が欲しいです(´;ω;`)

 

 

おしまい