シングル3on3
シングル3on3について雑に。
はじめに
筆者はシングル3on3に手軽に出来るシングルバトル的ゲームとしての可能性を感じている。
将棋におけるどうぶつ将棋、囲碁における9路盤、ポケカにおけるファミリーポケカを思い浮かべて頂けると分かりやすいか。
将棋であれば駒を取って打って詰める、囲碁であれば陣地を増やして相手の石を取る、ポケカであればエネルギーやら色々使ってワザを打って相手のポケモンを倒すというのが各ゲームのゲーム性に当たる。
そう考えるとこの3つのゲームはどれも本来のゲーム性を(ある程度)損なう事無くゲームの簡略化に成功している事が分かる。
筆者はシングル6on3とシングル3on3もこのような関係性にあると考えている。
シングルバトルのゲーム性
シングルバトルは一言で言えば「相手のポケモンを3体倒すゲーム」である。
対戦の過程は「構築→選出→プレイング」と表記される事が多い。
となればシングル3on3はここから「選出」の工程を取っ払った物であるといえる。
選出の排除によって何が起こるかを書き出す。
・構築相性の重要性↑
裏選出でカバーといった行動が出来ない為。これに伴いメタゲームがより重要になる。
・選出ノウハウ不要
「相手の6体全員に対応できる選出は…無理そうなら相手が出してきそうなポケモンだけに勝てる選出を…」といった思考が不要になる。
・プレイング裏読み不要
先発の段階で裏二体が分かっているため「相手はこちらの○○が重いだろうから××を選出しているはず。××後出し読みで△△を出そう」といった高度な思考が不要になる。
「相手の裏は○○だから不利対面なら後出しするだろう。〇〇後出し読みで△△を出そう」となる。勿論これに伴う読み合いも発生する。両者が同一択の存在を共通認識として持っているという事が非常に重要である。
こんな所か。副次要素として構築作成が簡単になるという所もある。
まとめ
まとめると6on3→3on3に変化する事で勝負のポイントが「○○を選出しているはず」といった選出予測能力の高低に伴う情報の非対称性から「相手は○○を使うはず」という構築相性・メタゲーム要素に移るという事になる。
そして「○○が一番の安定行動だ」の様な相手に依存しない正解択を見分ける力・「キンシじゃんけん」の様なお互いが同じ情報を持っている場合の純粋な択・構築の対応範囲の様な要素はあまり変わらない。
勿論実際にやってないので何とも言えない(てかやった所で筆者の腕前やら思考力やらが伴っていない為よく分からない)が恐らくこうなるんじゃないかなぁと。
最後に
ゲームとしてのレベルが高いのは勿論6on3だけどシングルバトルの導入として使うなら3on3も中々良いのでは。有識者意見求ム。ガチ勢にプレイして貰って考察経緯やら色々聞けたらもう最高すね。
おしまい