懐かしのゲーム
どーもこんにちは パッケージです。
今回はグリコというゲームについて書きます。
グリコとは?
じゃんけんに勝った人が出した手分進む。
グー勝ち:グリコ⇒3歩進む。
チョキ勝ち:チヨコレイト⇒6歩進む。
パー勝ち:パイナツプル⇒6歩進む。
ゴール地点に最初に到達した人が勝ち。
というゲームです(ローカルルールが結構あるのですが今回はこのルールで行きます)。
小学生の頃によくやっていたという方も結構多いのではないでしょうか。
グリコの思考
二人勝負とし自分をA君・相手をB君とします。
①自分が何歩進めるかが分かる
そのままです。今回はA君が
✊⇒3歩 ✌⇒6歩 ✋⇒6歩
進める事を把握していれば大丈夫です。
ローカルルールによって進める歩数が違う事もあるので事前に確認しておきましょう。
②相手が何歩進めるかが分かる
これもそのままです。今回はB君も
✊⇒3歩 ✌⇒6歩 ✋⇒6歩
進める事になりますね。
③どの組み合わせだと自分がどの位得するかを把握する
ちょっとややこしくなってきましたね。
今度はA君の歩数を+・B君の歩数を-と表現してA君がそれぞれの手を出した時にどの位得するかを考えます。
表にするとこんな感じです。
(画質がクソ)(表がダサい)
この表からA君は
相手に✊を出されても3歩進まれるだけで済み、✋を出されたら6歩も進める✌を選ぶべき
である事が分かりますね。つまり
結論:グリコの必勝法は✌連打!!!✊✋は出し損だから絶対出しちゃダメ!!!
という事です。友達に教えてあげよう!
おしまい
④B君視点で見る
…とまあそんなに上手くは行かない訳です。
何故かというとB君も同じ条件なので
相手に✊を出されても3歩進まれるだけで済み、✋を出されたら6歩も進める✌を選ぶべき
だと知っているからです。
つまりB君も「グリコの必勝法は✌連打!!!✊✋は出し損だから絶対出さんぞ!!!」と考えるんですね。
となるとA君もB君も✌しか出さない訳ですから一生あいこが続いてしまいます。
下校時だったらまだ良いですが登校時だったら目も当てられません。遅刻確定ですね。うむ。
⑤損得からの脱却
さあ困りました。このままでは一生ゲームが終わりません。
そこでA君はこう考えました。
B君✌しか出さないから✊出せば勝てるんじゃね?
そうです。B君は「グリコの必勝法は✌連打!!!✊✋は出し損だから絶対出さんぞ!!!」と考えています。
それなら✊を出せば勝つ事が出来ます。もちろん3歩しか進む事は出来ませんがB君が✌しか出さない以上いつかは勝てるでしょう。
とそんな感じで✌を出し続けたB君はA君の✊連打作戦の前にボロ負けしてしまいました。
その後怒ったB君はA君に「何で出しても損にしかならない✊ばかり出したんだ。もし俺が✋を出していたらどうしていたんだ」と聞きました。
A君は「だってB君✌しか出さんもん」と答えました。
⑥真のじゃんけん
悔しがったB君はこう考えました。
相手は俺が✌しか出さないと考えて✊を出し続けるはず。
それなら俺は✋を出し続ければ勝てる!
そしてA君も
流石にもう✌連打はしないだろう。
となると✊連打はダメだ。B君が✊連打対策に✋を出す事を読んで✌を出すか?
でも相手もそれを読んで✊を出してくるかも…うーむ…
と考えています。なんと純粋なじゃんけん勝負が始まってしまったんですね。
この2人の戦いはどのような決着を見せるのでしょうか。ともあれ学校に遅刻しない程度に頑張ってもらいたいですね。
最後に
猫背を直したい
おしまい