AIのしくみ
以下の記述は全部ウソなので注意。全力でウソを喋る企画です。
AIの本質
アカシック・レコード(全ての物がある部屋)から頼まれた物を選んで渡す人です。
このプロセスは
「これくれ」「わかった」「これかな」「ええやん」
に分割出来ます。とりあえず画像AIで試してみましょう。
「これくれ」
AIに「これ欲しい!」と頼む部分です。奇妙な犬~とかアニメっぽい家~みたいな条件を伝えます。
「わかった」
AIが了解を取ります。そして人間の注文を細かく分けます。奇妙な犬であれば要素を「奇妙な」と「犬」に分けるみたいな。でその要素に近い画像を探しに行きます。
「これかな」
でその要素を含んだ画像をアカシック・レコードから引っ張り出してお客様の所に戻ります。大変そう。
「ええやん」
でお客様にOKを貰ったら終了です。非常にシンプル。司書とか服屋の店員みたいな感じですね。だからAIが画像を描いている訳ではないです。
成立条件
なんでこんな事が出来るのかっちゅー話をします。
①アカシック・レコードが存在する
全ての物がある部屋ですね。言い換えると「大量の類似データが存在する」という表現になります。まあ分かり辛いのでこっちで良いでしょう。
今はインターネットの発展でこの部屋を作るのが簡単になってきました。画像AIはこの部屋を作るために色々な場所から画像を掻き集めています。
②全ての画像に「目印」が付いている
全ての画像に「奇妙」・「リアル」・「虎」みたいな「この画像にはこんな事が書いてありますよ~」という「目印」が付いています。便利。
画像AIはこの「目印」が付いた画像を掻き集める為にちょっと危ない所にも行ってるみたいです。デリケートな話。
③働き者のAI
アカシック・レコードはあまりにも広いので普通の人間では一生掛かっても探索し切れません。しかし科学の力でAIの足がめっちゃ速くなったので一瞬で画像を届けてくれます。ありがとうAI。
ここは探索方法とかマシンパワーとかそこら辺の話になると思います。むずかしい!!!!!!!
パソコンが進化して①②③を満たした結果画像を生成してくれる便利なAIが誕生した訳ですね。すごい!多分この図式は他のAIにも適用出来ると思います。
主張
①AIは移動してるだけやねん
AIの創造性がうんぬん~みたいな話を聞きますがこいつは頼まれた物を渡してるだけなのでパシリです。焼きそばパン買ってきて。パシリに焼きそばパンは作れません。
②AIは気が利かんねん
AIは頼まれないと何もしません。なのでAIくんが「ワイはこう思うねん」と言って突然画像を出力したりはしません。PCがいくら発達してもPCの電源を自分で付けるPCは出ません。もしあるとしたら我々が事前に命令を吹き込んでるからです。原理的にありえません。
①②を合わせて「AIは意思の無いよわよわパシリ君です。こいつぁ創作をやってねえ」という強い主張を置きます。
反論
①AIはオリジナルの画像を出力しとるやないかい
まずこれ。さっきの理屈だとインターネットの画像を加工無しでそのままお客様に渡す事になってしまいます。これは今現在の状況と矛盾しています。
しかしこいつぁ簡単です。AIは似た様な画像を掻き集めてその平均値を取っています。それっぽ~い所を上手くつなぎ合わせているだけです。謎技術によって。ハイ解決。
②それっぽ~い所を上手くつなぎ合わせるのは創作ちゃうんかい
これは複数の切り口があります。
「意味」から攻める
まず創作についてググります。この場に当てはまりそうな意味は
の2つです。
①→「新しい」には複数の意味があります。この場面で適用できるのは
です。①・②とも文面に当てはまるので
は成立します。
②→「独創的」の意味は
なのでパシリ君のAIには当てはまりません。よって①は成立しますが②は成立しません。その為ここでの回答は「分からない」が適切です。
DRAW
「スタイルの違い」から攻める
AIはそれっぽ~い所を上手くつなぎ合わせています。しかしその方法は人間には出来ません。
「創作」という行為はAIが生まれる前に誕生した単語です。よって人間に出来ない方法を創作と呼ぶのは語義に反しています。
これは「言語の拡張性」という返し札があります。しかしスパッと決着が付くルートではないので飛ばします。堂々巡り。
DRAW
「パッション」から攻める
「僕は意思のないパシリは創作じゃないと思います」
「こいつが書いた絵は!!!!!!!!!!!創作ちゃうんかい!!!!!!!!!!!!」
DRAW
「AIが創作とか…キモ」
「わかる!!!!!!!!!!!!!!!!」
WIN
3引き分け1勝なのでそれっぽ~い所を上手くつなぎ合わせるのは創作ではありません。
豆知識
アカシック・レコードの濃淡
AIが情報を取り出すのはアカシック・レコードではなくインターネットの海です。よって情報の散布図は均一ではありません。ドラえもんとセイタカアワダチソウのアニメ画像であれば確実にドラえもんの方がデータ量が多いです。
データ量が少ない程ブレが発生します。しかし少なすぎてもどうにもなりません。よって奇をてらいたい場合はインターネットの大海原の中から薄すぎず濃すぎずの水を探してそこに釣り糸を垂らす…というイメージを持つと良いと思います。もうブーム終わったけど。
全てを画像へ
AIは画像がめちゃめちゃ強いです。将棋も囲碁も言語モデルも全部画像に変換してそこに「目印」(局面時の勝率・正確さなど)をぶちこんで何とかしてるらしいです。どっかの本に書いてありました。
そう考えると画像生成AIやらが出来るのも時間の問題だったのでしょう。動画AIはアレ仕組みどうなってんだろーな。類似項目をどっかから掻き集めて切り貼りしてるってのは変わんないと思うのだが。わからない。うーむ。
結論
AIの仕組みは割と良い線行ってると思っています。ディープラーニングとかは方法論でしか無くてやってる事はここに終着するのではと。反例・難癖・クソリプ募集しております。レスバをしましょう。
創作~の話は切り口を見つけて大喜利するゲームです。沢山切り口見つけて沢山喋りましょう。滅茶苦茶面白いです。是非近くの人とやってみましょう。
それでは、さようなら~~~~~~~~