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グローバル案件や政府案件に携わってきたコンサルタントが、Web3特化のPacific Metaにたどり着いた理由

今回のPacific Metaメンバーインタビューは、コンサルティング事業部の辛川さんにお話を伺いました。
インタビューを通して、Pacific Metaでのコンサルティング業務の魅力をお伝えしていきます。

Pacific Metaで働くメンバーたちの”これまで”と”これから”を紐解くことで、 Pacific Metaやメンバーそれぞれのことを、より深く知っていただければ嬉しいです。 それではどうぞ。

ーーこれまでの経歴を教えてください。

新卒で大手の製造企業に入社し、研究所に近い部署で経理を担当しつつ、新製品の原価計算や生産管理システムの導入などに携わりました。

その後転職し、IT系商材の営業としてアジア太平洋地域を飛び回っていたのですが、徐々に顧客の多いアメリカに担当市場が移っていき、アメリカへの赴任を打診されはじめました。しかし、自分はやはりアジアが好きで…。赴任打診を機に、独立に踏み切りました。

当時、日本進出を志すベトナム企業が多くありましたが、コロナ禍の影響でどの企業も経営が厳しい状況にありました。そこで、経営をサポートするコンサルタントとしてフリーランスになる道を選びました。

そんなことをしていると、ベトナム語が話せてコンサルができる人材が珍しかったのか、複数の業界からプロジェクトマネージャーとして入ってくれないかと打診を受けるようになり、コンサル業界の専門家とチームを組んで企業支援を行うようになりました。

その後、クリエイティブ系のコンサルファームや技術起点での新規事業を支援するシンクタンクで働く中で、ビジネスコンサルタントたちの優秀さやその仕事には人間味が求められることを痛感する日々を送っていました。

大規模な政府系案件なども担当し、新しい技術を使って新しいビジネスを創造するには「手触り感をもってもらうこと」が重要で、それをどうしたら実現できるかということに強い興味を持つようになりました。

アジアで営業をやってたときの、ベトナムでの1枚


ーーPacific Metaを知ったきっかけを教えてください。

新しい技術が好きであったことと、ジョイン前のタイミングで生成AIが盛り上がっていたことから興味を持つようになりました。

新しい技術に興味はあったのですが、天邪鬼な性格なので生成AIではなく、逆張りの発想で、当時若干下火になっていたWeb3領域に進むことを決めました。

Wantedlyで案件を探していたところ、偶然Pacific Metaを見つけました。


ーー逆張りの発想でWeb3領域に進むことを決めたんですね(笑)

  Pacific Metaにジョインすることを決めた理由を教えてください。

入社の決め手は、大学時代の後輩である畝地さんが役員だったのが大きなポイントですが、若くて勢いのある会社を探していた中で、死に物狂いで楽しそうにしている様子が特に良いと感じましたね。

新しい技術を扱っていると、「よくわからない」「困る」となることも多いですが、そういったところを含めて楽しんでいるのがすてきだと思います。

また、往々にして新しい技術はシステム開発に偏りがちで、ユーザーが置いてけぼりになることに不満を感じていました。そこで、コンセプト設計やビジネスとして立ち上げるのが難しい領域に参入したいと考えました。

自分は、よくわからない問題をマルチタスクで解決し続けるのが好きだと考えて、永遠に問題解決を続けられそうなPacific Metaに入社を決めました。

ーーPacific Meta入社後はどんな業務を担当して来ましたか。

畝地さんの元で、ひたすらプロジェクトに関わっていました。

中でも、プロジェクトマネジメントを支援するような案件があり、その中で一番大きな案件として、大手電機メーカーのWeb3を活用した新規事業の企画を全て任されたことが印象に残っています。

上段に入っていたプロジェクトでは、カメラを起点にしたコミュニティサービスの要望があり、カメラで撮影した情報をブロックチェーン上に記録する企画も進めました。ブロックチェーンやNFTを活用して写真に価値をつけたり、より良い体験設計を担当し、最終的には顧客満足度が高く評価される結果となりました。

ーーコンサルティング事業部の役割・ミッションを教えてください。

主に日系大手企業に向けて、Web3領域に特化した新規事業を企画しています。

具体的には、事業のコンセプトやユーザー体験の設計を行い、ユーザーの動きに合わせて要件を決定し、その要件をシステム開発系の企業に渡せるように要件を整理します。
渡した後は、システムに頼らずに検証できる部分を、先行して検証していきながらグロースの方向性を考えていきます。

Pacific Metaは、最初から最後までクライアントと伴走し、新規事業の企画からグロースまでをサポートしています。大手コンサルティング企業よりも圧倒的に広範な情報があり、海外の先行事例やユーザーのヒアリングデータが蓄積されています。

また、コンサルティングにおいては、Pacific Metaが選ばれる理由を明確にするためにプロセス設計にも取り組んでいます。
コンサルティング業界は、知識や提案力が試される厳しい競争の場ですが、私たちはクライアントにもプロジェクトの推進を楽しんでいただくことを大切にしています。これにより、Pacific Meta独自のユーザー体験を提供し、クライアントにその価値を実感していただくことを目指しています。

さらに、どのメンバーが作成した企画であっても、先方の役員クラスに提出して問題ないクオリティに仕上げるため、徹底したレビューを行っています。

ーー他社とPacific Metaのコンサルティングの違いを教えてください。

Pacific Metaのコンサルティングは、営業とコンサルが一体となって機能しています。やりたい案件があれば、自分で獲得し、そのままプロジェクトを進めることができます。

多くのコンサルティングファームは、開発や企画を行って終わりですが、Pacific Metaはマーケティングチームも持っているため、グロース支援も可能です。場合によっては、事業企画的な役割も担うことができます。

また、たくさんのプロセスを組み込んでいるため、ジョインしてから2週間でコンサルティングの提案ができるスキルを身につけることが可能です。
提案用のパワーポイントテンプレートが約100枚あり、それらを組み合わせることで基本的な提案ができ、その上でコンテンツの内容に工夫も凝らすこともできます。

テンプレートのうちの1枚です。

ーーPacific Metaでは、どんなプロジェクトに携われるのか教えてください。

コンサルティング事業部は、新規事業開発が主な業務であり、業務改善などは基本的に行いません。新しい事業を創造し、世の中にインパクトを与えたい人にとっては非常に適した環境です。

主にエンタープライズ向けの案件を扱っており、大手企業と共同でプロジェクトを進めることで、業界構造を一気に変えられる可能性があり、世の中に大きな変化を起こしたい人に向いています。

特に私が面白いと感じた案件の一つは、大手電機メーカーのプロジェクトでした。この案件は、ミーティングを重ねるごとに顧客のワクワクする様子が見られました。クライアントが実際に手を動かすフェーズも設け、一緒に面白いことを体験できた点が良かったと感じています。

Web3領域における新規事業の立ち上げは特に、未知であることから担当者が社内で説明を要求され、疲弊することもよくあります。そのため、担当者にプロジェクト推進を楽しんでもらえるようにしつつ、先方役員にもわくわくしてもらえるように企画を整えていくのがコンサルタントの役割だと考えています。
Web3の新規事業を立ち上げる際には、クライアントが疲弊せずに楽しめるようにサポートすることをミッションに掲げています。

記事面白いのでぜひ読んでください。


ーー現在コンサルポジションで活躍しているメンバーの特徴を教えてください。

活躍しているメンバーの特徴としては、コンサルティング会社出身よりも、事業会社に在籍していたメンバーの方が実務において有利だと感じています。

実際に、SaaSベンダーでの経験を活かし、クライアントの担当者と伴走して社内稟議を成功に導くという成果を上げたメンバーがいます。承認プロセスの解像度を上げ、経営判断に直結する提案を提供するだけでなく、成長フェーズへの最適なタイミングを見極める力を持ち、スムーズな稟議承認とグロースを実現しています。

このように、クライアントと共に承認を得る際には、事業会社の承認ロジックを理解していないと難しい場合があります。単にロジックを示すだけでは通らないこともあり、どのような切り口であれば、普段ミーティングに参加していない管理職の方々でも共感していただけるかを考える力がある方こそ活躍できると思います。

ーーコンサルティング事業部ではどんなメンバーと働きたいと考えていますか?

主に4つの特徴がある方と一緒に働きたいと思っています。

・勉強熱心な人
私に知らないことを教えてくれるような方と働きたいです。Web3領域は非常に広範であり、これに産業を掛け合わせるとさらに広がります。この領域において「自分が一番強い!」という自信を持っている方や、新しい知識を得ることが好きな方にとっては適していると感じています。

・徹底的にクライアントとクライアントの先にいるユーザーと向き合える人
クライアントに説明を行うには高い解像度が必要です。新規事業が不明確な場合でも、「なぜWeb3なのか?」と問われた際に、体験がどう変わるのか?ユーザーにとってどう嬉しいのか?を組み立てて説明できる人が理想です。

・議論ができる人
日々技術がアップデートされているWeb3領域では議論ができる人が求められます。
また、一緒に良いものを作ろうという姿勢を持ち、異なる意見があればきちんと主張しながらプロジェクトを進められる人と働きたいと考えています。

・Web3×特定の領域に対する熱量がある人
他のメンバーと議論しながら企画を組み立てていく仕事をしたいと考えています。具体的には、事業会社でのマーケティングやプロジェクトマネジメントの経験があるような方と、その経験を活かした建設的な議論を行いたいです。一緒に良いものを作っていくという前向きな姿勢を持っていると嬉しいです。

ーーありがとうございました!

Pacific Metaでは、ミッションである"To Create the Web3 Standard from Japan" をともに実現するメンバーを募集しています!
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