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パチンコの仕事量計算ツールの作り方完全版

パチプロの中にはパチンコの仕事量の計算をしてない人がいるようだ。

意味のない数値だと言っていた人を何かで見た記憶があるが、自分的にはとても重要な数値だと思う。

なので仕事量計算ツールの作り方を解説していきます。


仕事量の計算式

=実収支-(総R数-(通常時総回転数/1Rトータル確率))*1R平均出玉*換金率

仕事量の計算方法

P新世紀エヴァンゲリオン15 〜未来への咆哮〜のスペックを用いて仕事量の計算をしてみます。

仕事量計算に必要な数値は以下。

1.実収支:-46000円
2.総R数:112R
3.通常時総回転数:2241回(実戦値)
4.1Rトータル確率:1/9.33
5.1R平均出玉:140個
6.換金率:3.57円

<仕事量>
-46000-(112-(2241/9.33))*140*3.57=18071円

実際の稼働では-46000円でしたが、仕事量的には+18071円儲かるはずだったということになります。

期待値と仕事量の違いとは?

仕事量とは、その日いくら儲かるはずだったのかを数値化したものです。

はずだったという過去形なのがポイントです。

期待値と仕事量の違いは、期待値は稼働中に計算する予測の期待値(見積もり)に対して、仕事量は稼働後に計算する実際に積んだ期待値となります。

期待値は見積もりであり、通常時総回転数は理論値の数値で計算してます。

仕事量は実際に回した通常時総回転数を用いて計算してます。

仕事量は期待値よりも重要な数値であり計算であると自分は思ってます。

仕事量はツキ(運)の要素を省いた数値なので、この仕事量こそが本来の期待値と言えるからです。

パチンコというのはツキに左右されて、1日単位では理論値通りの大当り回数になることはほとんどありません。

大当り回数が理論値よりも大幅に欠損すれば、その分通常時を沢山回すことができるため、当初の見積もりよりも期待値は高くなります。

大当り回数が理論値よりも大幅に上回れば、その分通常時を回すことが出来なくなるため、当初の見積もりよりも期待値は下がります。

極論を言ってしまうとパチンコにおいて一番おいしい状況とは、めちゃくちゃ良く回る台で終日大当りなしで終了することです。

大ハマりこそが期待値を積むうえでは非常にお得なのです。

大当りというのは確率がある以上必ず理論値の回数へと収束へ向かいます。

回る台というのは今日は良くても明日また同じ状況かと言えば必ずしもそうではありません。

回る台を遊技してる時は大当りに一喜一憂せずに、どれだけハマろうが可能な限り回し続けることが期待値を積むうえではとても重要となります。

仕事量計算ツールの作り方

App Storeなどで「Googleスプレッドシート」のアプリを無料ダウンロードしましょう。

アプリを起動したら、画面右下にある「+」マークをタップします。

次に「新しいスプレッドシート」をタップします。

次に「ファイル名」を入力して「作成」をタップします。

これで新規のエクセルシートが表示されますので、任意の場所の各セルに文字や計算式を入力して行きます。

まずは自分が簡易的に作った、仕事量計算ツールのエクセルシートのスクショを見て下さい。

今回、縦列はBとCの箇所を使ってます。

横列は1〜37まで使用してますが、仕事量の箇所は30〜37の箇所を使用してます。

今回はこのエクセルシートと全く同じものを作れるように解説します。

C30の箇所には仕事の計算式が入力されてます。

C30の計算式の記述方法は以下になります。

=(C37-(C34-(C35/C4))*C3*C19

C37は収支の-46000
C34は総R数の112
C35は通常時総回転数の2241
C4は1Rトータル確率の9.33
C3は1R平均出玉の140
C19は換金率の3.57

となり、各セルに入力してある数値が呼び出されてる仕組みです。

期待値計算ツール、ボーダー計算ツールの作り方でも同じような解説をしてますので、より詳しいエクセルシートの作り方はそちらも合わせて参考にして下さい。

仕事量の計算は、実際に積んだ期待値を知るうえでは非常に重要な数値となる為、1日の稼働を終えたら毎回必ず計算するようにしましょう。

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