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『就活でつくる企画書の書き方』
どーも、オハコンバンニチワ。パチ太郎です。
今回はゲーム業界を目指す就活生に向けたコンテンツです。
ゲーム業界を目指すうえで避けては通れない企画書課題 !
0からわかる企画書作成方法を解説していきたいと思います。
これから企画書を作る人は参考にして下さい。
自分が企画書を制作するにあたって参考にした本を載せておきます。様々なプランナーの方がおススメしている本なので、実利のある本だと思います。
■ 前提条件と構成
ページ数:5枚
構成:front(1枚)→concept , target(1枚)→outline(2枚)→flow , benchmark(1枚)
※企業によりページ数の指定は異なりますが、枚数を重ねてしまうと読むのが面倒くさくなってしまうため、極力ページ数は少なくしましょう。
■ front
ここではタイトルとゲーム内容をイメージできる画像を挿入します。
ポイントは、次のページを読みたくなるような表紙にすることです。
「どのようなゲームなんだろう」と、読み手の好奇心をそそるような表紙にしましょう。
(例)私が作成した企画書の表紙
この表紙を見た時に、タイトル通り、MYSTERYな雰囲気が伝わると思います。どのようなゲームなのか気になりませんか?(笑)
■ concept , target
表紙の次にコンセプトとターゲットがきます。この2つはセットで考えましょう。それぞれ簡単に説明すると、
コンセプト:ユーザーにどのような体験をしてほしいのかを言語化したもの
ターゲット:誰に対してコンセプトを実現したいのか
(例)私が作成した企画のコンセプトとターゲット
コンセプトは抽象度が高くなりすぎないように注意しよう。
(悪い例)謎解きを楽しむアドベンチャーゲーム
ターゲットについては、広すぎず狭すぎずを目指す。ターゲットが広すぎるとゲームの内容を考えるのが難しくなります。
例えば、ターゲットを10代とした場合→10歳と19歳で好むゲームは異なりますよね。逆に狭すぎると遊んでくれるユーザーが絞られすぎて売れない、人気の低いゲームになってしまいます。
※上図みたいにそこまで細かく設定する必要はないです。(笑)
ただし、なぜそのターゲットにしたのか根拠を示す必要はあります。
■ outline
3,4枚目にゲームの概要を書きます。概要を簡単に説明すると、
概要:コンセプトを達成するための手段(インゲーム部分)
概要を書く時の注意はコンセプト、ターゲットと一貫性があることです。
「その内容でコンセプトを達成できるのか?」、「ターゲットに適した遊びになっているか?」よく考えましょう。
概要を書くときに1番大変なのが、自分の頭の中のイメージを企画書に落とし込み、読み手にイメージさせることです。(自分は苦手です、、)
〈イメージできない=つまらない、実現できない〉と思われてしまいます。
では、どうイメージさせればよいのか?
→似たような設定の既存ゲームの画像や動画を引っ張ってきましょう。
(例)私の企画の場合
(簡単に概要の説明)
オブジェクトをスライドさせると大きさを変形できて、その仕掛けを利用して謎を解いていく
↑の内容を図形や言葉を使い伝えようとしましたが、イメージできないと言われたため、同じような設定のゲームを探しYouTubeから動画を引っ張てきました。
■ flow , benchmark
最後にゲームの流れと競合についてです。
ここでは、大まかなゲーム進行の仕方と他にどのようなゲームが競合になるのかを説明します。
① ゲーム進行の仕方について
ユーザーがゲームをどう進行させていくのか説明します。
図形を利用したり、フローチャートを作ると分かりやすいと思います。
(例)私の企画の場合
文字が多くて見ずらいですね(笑)
フローチャートを利用してもっと文字の比率を減らせば見やすくなるかもしれないですね。基本的に企画書は文字が多いと見てもらえません(読むの面倒くさい、、)
今回の企画書と全く関係ない別の企画書からの引用ですが、下図のようなフローチャートだと上図のような窮屈さがなく、文字も少なく見やすいですね。
② 競合について
新しくゲームを企画するとなっても、必ず先駆者、つまり競合は存在します。その競合とはどのように違い、どんな優位性があるのかを示さなければ企画は通りません。なぜなら、同じ企画だとただのパクリゲーになってしまうからです。そのためしっかりと競合ゲームと差別化を図りましょう。
■ まとめ
いかがだったでしょうか?
企画書の書き方のイメージは湧きましたか?もし湧いていれば嬉しいです。
今回は5枚という制約の下で解説を行いましたが、最初の注釈で記した通り企業によってページの枚数制限は異なります。もし制限がなく5枚以上でも大丈夫だった場合加えていただきたい項目があるため、少し紹介します。
① マネタイズ方法
ゲームは売れて、利益がでなければ意味がないので、ユーザーにどのようにお金を落としてもらうのか考える必要があります。(言い方酷い(笑))仮に企画書に書けなかったとしても面接の場で必ず聞かれます。しっかりと準備しておきましょう。
② ゲームサイクル
ゲームサイクルとはユーザーが継続して遊びたくなるような循環システムのことです。1回遊んだらアンインストールされたのでは意味がありません。継続したくなる動機付けが必要になります。(【行動】→【報酬】を考える。どんな行動に対して何が得られるのか)なぜこの企画は遊び続けてもらえるのかよく考えましょう。
最後に、ゲーム業界を目指す就活生の皆さんのお役に立てたら幸いです。