マリオカートツアーは神ゲーorクソゲー
どーも、オハコンバンニチワ。パチ太郎です。『マリオカートツアー』のレビューをしていこうと思います。神ゲーとクソゲーとで賛否両論分かれるゲームです。そんなゲームを自分なりにレビューして結論を出したいと思います。前回の『荒野行動』のレビューでは節操がないとのコメントをいただき、反省しました。(笑)今回は評価基準が分かるように話せたらと思ています。
因みにその問題作の『荒野行動』のレビュー記事
■ 基本情報
ゲームタイトル : 『マリオカートツアー』
開発 : 任天堂/DeNA/バンダイナムコスタジオ
運営 : 任天堂/DeNA
対応ハード : iOS/Android
ジャンル : アクション×レースゲーム
■ 評価方法
● コンセプトに対して、ユーザーがそれを実現できているか(満点5点)
● 利益の出ているゲームなのか(満点5点)
● ユーザーが不快感を感じずにプレイできる(満点5点)
合計:15点満点
3~5点:クソゲー/6~13点:普通/14~15点:神ゲー
■ ゲームコンセプト
毎回恒例のやつです。(笑)
STEP 1 : ゲーム要素の分解、洗い出し
STEP 2 : ゲームの目的にあたる要素
STEP 3 : 目的に付随する要素
STEP 4 : コンセプトの組み立て
STEP 1 : ゲーム要素の分解、洗い出し
・レースで1位を取る ・ランダムに出てくるアイテムを駆使する
・コンボを繋げてハイスコアを目指す ・キャラなどコースごとに使い分け
・フィーバータイムで無敵&ポイント稼ぐ ・障害物利用でポイント稼ぐ
・CPUによる邪魔でコンボが途切れる ・順位が低いほどいいアイテム出現
・ドリフトで加速ができる
STEP 2 : ゲームの目的にあたる要素
・コンボを繋げてハイスコアを目指す
STEP 3 : 目的に付随する要素
・レースで1位を取る ・ランダムに出てくるアイテムを駆使する
・フィーバータイムで無敵&ポイント稼ぐ ・障害物利用でポイント稼ぐ
・ドリフトで加速ができる
STEP 4 : コンセプトの組み立て
STEP3までを考慮すると、
「ハイスコアを目指すために、レースでポイントを稼ぐゲーム」
ここに、ユーザーをどんな気持ちにさせたいかを加えます。このゲームのジャンルを踏まえると、
「1位を取る達成感と喜びを感じつつ、ハイスコアを目指すゲーム」(仮定)
前回同様コンセプトを考える上で、参考にさせてもらったフレームワークは、下記の記事になります。これからゲーム業界で働く人は必見かと思います。
■ 採点
では、早速自分なりに評価を下していこうと思います。
● コンセプトに対して、ユーザーがそれを実現できているか
コンセプトを改めて確認しておくと、
「1位を取る達成感と喜びを感じつつ、ハイスコアを目指すゲーム」
これに関しては、”1位を取る”と”ハイスコア”の両立は中々難しいですね。
ハイスコアを叩き出すためには、ポイント獲得のコンボを途切れさせないことが必須ですが、そのためにはコースの外周を走る必要があります。CPUは1位を取るためにインコースを走るわけなので、1位を取るのは必然的に難しくなります。ユーザーがコンセプトを実現するのは困難でしょう。
レースゲームなので1位を取ることがユーザーにとって楽しいことですが、ハイスコアを目指すのが目的になるため、ジャンルとの乖離が生まれている気がします。しかし、レースゲームなのに1位を目指さないというのは斬新で面白いと思います。スマホでの継続的な収益化やコンソール版との差別化を考えると妥当なのかもしれないですね。
評価:2/5
● 利益の出ているゲームなのか
2021年1月~7月の売上平均は約1.9億円です。
無料人気: 90位
月間売上: 187位
(引用元:セルラン)
毎月2億弱の売上を継続できているのはとても優秀だと思います。
評価:4/5
● ユーザーが不快感を感じずにプレイできる
バグが時々起こることや処理が追い付かなく画面が固まることが多々あるため快適にプレイできません。特に”ハイスコアを目指す”というのが目標なので1つのミスも許されない状況で上記のようなトラブルが起きると普通にキレますね(笑)これはどうにかしてほしい不具合ですね。
評価:2/5
■ 結論
合計ポイント:8/15
クソゲーでも神ゲーでもない、普通のゲームという評価になりました。1番普通の展開で幕を閉じました。(笑)
完全にユーザー目線でお話ししているので運営側からしたら、「ふざけるな!」となるかもしれないですね。申し訳ありません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。次回のゲームレビューは『パズル&ドラゴン』をやるかもしれないですね。お待ちください。