想いと表明と持続~原爆と平和について~
2歳だった方。7歳だった方。
広島、長崎、それぞれ爆心地から3キロほどのところでその時を迎えたという方のお話を聞いた。
当事者の口から、ご家族や周囲の実体験の話を聞かせていただくのは本当に貴重で、テレビなどを通じてではなく、直接聞くのはおれにとっては初めてのことだった。
「絶対にもう2度と戦争を起こしてはいけない。」
話を聞いたみんなが、口を揃えて言う。
…でも、実際に強く反対を表明し続ける人は、社会には決して多くない。
反対という強い想いを持つこと。
その想いを表明すること。
持ち続け表明し続けること。
過去の話を聞くことはとても大切だと思う。
でももしかしたら、この3つを断ち切るものの正体を突き止めて、それを吊し上げやっつける方法をみんなで考えることのほうが大切なのかもしれない。