四季報写経スタート1週間メモ ~アシックスvsミズノ~
会社四季報の写経をはじめて1週間あまりが経ちました。
「会社四季報を写経するとはどういうことか」については、四季報写経ウーマンさんの記事に詳しいので貼っておきます。
まだ40社しか写経できていないのですが、毎朝5時からの写経時間が楽しみでなりません。
今日は、四季報写経をはじめて1週間での気づきを記します。
■ スピードが遅い理由
進みが遅い理由は3つ。
1つは、単に私のタイピングスピードが遅いため。
これについては、タッチタイピングの練習も兼ねてやっているので仕方のないところです。
2つ目は、私の使用するIMEが上手く変換してくれないことがあるため。
現在私は日本語入力するときにGoogle日本語入力を使っています。おおむね満足しているのですが、四季報の語句は上手く変換できないことがぼちぼちあるのです。
これは、Google日本語入力が経済用語を多少苦手にしているように見えることに加え、四季報独特の短縮系言い回しが変換しにくいのかもしれません。
うーん、ATOKにすれば良いのか。でもいろいろ調べるとATOKにも課題があるようで、どっちもどっちのような気もします。
まあ、致命的にイラッとするわけではないので、もう少し今のままGoogle日本語入力を使ってみます。
そして3つ目にして最大の理由は、1社写経すると気になったことを調べてしまうからです。
これは、悪いことではないと思いますが、結果としてはスピードが遅くなっています。
いろいろ気になるのですが、まず業績記事や材料記事で取り上げられている内容について、「なぜそうなっているのか?」、「それはどのようなことか?」についてググるなり、Strainerで調べるなりします。
(四季報写経ウーマンさんに教えていただいたStrainer、便利だし面白いので課金しました)
特損が出ていれば(あるいは消滅していれば)調べたくなりますし、前期にはあった「持分会社売却益ない」とあればどんな会社をどんな理由で売ったのか調べたくなります。
また、四季報写経では貸借対照表が解りにくいので、別途バフェット・コードで調べたりします。(自己資本比率も写経しているのですが、比率だけでなくアセット全体のサイズ感も知りたかったりしますので)
興味のあることは調べたい反面、インプット量を求めなければならないので、もう少しスピードアップしたいですね。
■ アシックスvsミズノ
私はランナーの端くれでもありますので、日本の代表的なランニングシューズ製造販売の2社、アシックスとミズノを調べてみました。
アシックスは海外での評価が高く、オニツカタイガーなどデザイン性のあるファッションシューズもあり、一時のナイキ旋風も弱まって一流ランナーにも再び使用されていたりします。
これに対し、ミズノは良く言えば質実剛健。悪く言ってしまうと立ち位置が目立たず、デザインの観点でもスポーツ以外の場面での着用はあまり考えられません。
調べる前は、アシックスのほうが有利という漠然としたイメージでした。
その結果、写経して比較してみるとこれは一目瞭然。
まず時価総額では8倍以上、アシックスのほうが高い!圧勝ですね。
営業利益率は3ポイント以上、ROEは6ポイント以上上回り、これもアシックスの勝ち。
1人あたり営業利益では607万円に対して378万円で、これまたアシックスの勝ち。
平均年収は864万円に対して645万円でやはりアシックスの勝ち。
そして海外比率は、アシックス71%に対してミズノ38%。今後の日本国内の人口動態を考慮してもアシックスのほうが良いでしょう。
私自身、アシックスのランニングシューズを愛用していますが、ミズノの物は最近履いていません。
個人的にミズノは、走るときにウェストバッグ等の着用いらずで便利なマルチポケットパンツというすぐれものを販売していたりするので、もう少し頑張ってほしいのですが…
とはいえ、四季報写経はこういう比較も明瞭にできたりするので非常に面白く、毎日写経するのが楽しみな毎日です。
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