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四季報写経ウーマンさんとの対談で再認識したこと

尊敬する四季報写経ウーマンさんとお会いしてお話する機会に恵まれました。

四季報写経ウーマンさんは、会社四季報をスプレッドシートに書き写すという四季報写経を実践し広めている方です。

今年3月4日に四季報写経をスタートし、140日で2000社を写経された方…って一口に言いますが、2000社って上場企業の過半数ですよ!1日平均14社以上ですよ!わかりますか?これはすごいことなんです!
私なんて1日2社でも時間を捻出するのに必死なのに…

先ほど尊敬すると書きましたが、ウーマンさんは私が四季報写経にハマるきっかけを下さった師であり、私にとって大谷翔平レベルの存在です。いやマジで。

そんなウーマンさんが広島に来られる機会があり、けっこう長めの時間お話をうかがうことができました。ありがてえ、ありがてえ…

■ 経営者こそ四季報写経すべき


ウーマンさんとの会話の中で、四季報写経は企業の社員研修に有用か?という話題が出ました。
私の答えは一択です。もちろん有用に決まっています。

四季報写経は、例えば「2時間で生成AIが思いのままに使えます!」みたいなセミナーのように即効性は無いかもしれません。
しかし、有用です。企業を数値で見る能力、規模を具体的に比較する能力、つながりが可視化できる能力…数え上げればきりがないスキルを身につけることができます。

というかですね、四季報写経は経営者こそやりなさいって話です。
私が観察する範囲ですからサンプル数が限られますが、経営者こそ勉強不足です。
経営者の多くは知識をアップデートできていません。社員研修以前に経営者が率先して四季報写経すべきなんです。だって経営者は経営のプロなんですから、最新の知識に触れるのは当たり前です。

■ 即効性を求める人は相手にしなくていい


先ほど即効性について少し触れましたが、ウーマンさんに、「で、どんな銘柄が儲かるの?」、「どう役に立つの?」というクソろくでもない質問をする人がたまにいらっしゃるようです。
そんな安易な即効性を求めるような方はクソろくでもない人なので、ウーマンさんのような一流が相手にする必要はないのです。

すぐに役に立つようなインスタントな知見はすぐに使えなくなります。今すぐ有用ではない知見を一生懸命身につけると、今は考えもしない何かに将来的につながって行くことは歴史が示しています。
即効性を求めるクソろくでもない人は、スティーブ・ジョブズや山口周さんに説教されたら良いと思います。

(一部、正直すぎて見苦しい表現がありましたことをお詫びします)

■ やる人は少なく、続ける人はもっと少ない


ウーマンさんは、四季報写経を広めても、離脱する人も多くいることに悩まれたこともあるそうです。
でも、私は続ける人が少なくても生まれることに意味があると思うのです。

四季報写経に限らずですが、良いことを聞いて感動しても、やろうとする人は少なく、実際にやる人はもっと少なく、継続する人はもっともっと少ない。継続する人なんて1万人に1人もいないのではないでしょうか。

でも、広めれば、少なくても確実に継続する1人が生まれます。
四季報写経は武器です。万人がアクセスし、身につけることのできる有効な武器です。
いくら離脱者が出ようとも、四季報写経を広めることには意義があります。(残念ながら、意義があることをマネタイズにどうつなげるのかは私には即答できませんが)

■ 若い人は全てにおいて正しい


ウーマンさんとお話させて頂き、改めて認識したことがあります。
それは、若い世代には素晴らしい人たちがたくさんいることです。
そして、私たちの世代ができるのは、こういう人たちを支持すること、積極的に支持しなくても邪魔をしないことでしょう。

やはり、若い人は全てにおいて正しいのだと思います。

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