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ラブコメ 棚からひとつかみ①

山下達郎さんのラジオ番組『サンデーソングブック』に「棚からひとつかみ」という名物企画があります。
レコードコレクターとしても知られる山下達郎さんが、自身のレコード棚からアトランダムに「ひとつかみ」して曲をかける企画です。

今日は、私のKindleからひとつかみしてみましょう。
ということでスクショしてみたんですが、何ですかこれは!ラブコメばかりじゃないですか!たまりません!

Kindleの本棚…

ということで、今日はラブコメ棚からひとつかみをお送りします。

■ 『その着せ替え人形は恋をする』


連載中ではありますが、すでに名作です。
私がここで取り上げるまでもない大人気作品です。
皆さん読んでみてください。
あと、人が好きなものを「変だ」という理由で否定しちゃだめだよって良いメッセージですね。
以上

で終わってもいいのですが、そうですね、私は「ごじょー君」の「行動力!」が大好きです。

■ 『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』


けっこう長めのタイトルですが、こういうタイトル、今はけっこうあります。

ちなみにこの作品、ラブコメではあるのですが、漫画ではなくラノベ(ライトノベル)です。
コミカライズされてもいるのですが、そちらの方はまだ物語序盤のあたりですね。

これ、面白いっすよ。
ラブコメというジャンルの中でも、私が最も好きな「両片思い」というやつなんです。

いいですか、皆さん、わかりますか?両片思い。
読んで字のごとく両方が片思い。
お互いに相手のことを好きなんだけど、両方とも言い出せなくて、付き合ってはいない。あくまでも友だちという関係。

「もしかして相手も自分のことが好きなのでは」と思ったりするものの、「いや、そんなはずはない。自分なんて相手と釣り合わない」と自虐的に考えてしまう。
そういうパターンが続くわけです。ずーっと。

「いい加減ズバッと告白しろ!」「こんなの相手も好きに決まってるだろ!」と読者はやきもきするのですが、これこそが両片思い好きにとって何よりのごちそうなのです。
手を繋いだり、ハグすらしたりしてもなお、自信が持てず告白しようとしない二人…
もうほんと何ですかこれは!たまりません!

■ 『僕と君の大切な話』


ここまでの作品を見て、「あー、アレね、要するに、モテないイケていない男の子が可愛い女の子から好かれる系のストーリーが好きなのね。典型的なご都合主義少年漫画好きの人なのね」とお思いかもしれません。

が、しかし、そうではありません。
もちろん、そういうご都合主義少年漫画ラブコメも好きです。
ただ、これに限らず、ラブコメは少年漫画でも少女漫画でも何でも読みます。
どんなにご都合主義だろうが、アホ展開だろうが、「ふざけんなそんなシチュエーションあるわけない」だろうが、チェックします。

ちょっと話が逸れかけましたが、この作品、少年漫画と少女漫画の違いについてが良いモチーフになっています。

先に挙げたようなベタなラブコメとはちょっと違う作品ですが、シチュエーションとセリフの面白さ、そして二人のもどかしさがたまりません。

と書いているうちに時間が尽きてしまいました。
続きはまたの機会に。

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