そうだ!上場企業を擬人化すればいいんだ!
擬人化ってあるじゃないですか。
『ウマ娘プリティーダービー』みたいなやつ。
ウマ娘をご存じない方のために軽く説明すると、競馬の歴代スターホースが美少女として擬人化されてアニメ、漫画、ゲームに登場し、萌えたり、友情・努力・勝利したりするわけです。
いいですか、歴代スターホースが牡牝(オス・メス)問わず美少女として擬人化されるわけです。
ウォッカ、ファインモーション、エアグルーヴみたいな牝馬はともかく、メジロマックイーン、オグリキャップ、スペシャルウィークみたいな牡馬も美少女として擬人化されるのです。
頭がフットーしそうになるかもしれませんが、とりあえず、ここではそういうものだと思っておいてください。
前置きが長くなってしまいましたが、四季報写経していて気付いたのです。
「上場企業だって擬人化しちゃえば面白いのでは」
いや、絶対面白いですって。
■ 例① キラキラ系東証グロース美少女&BS堅牢ニッチ分野業績優良地味少女
いかにも今の時代にウケそうなキラキラした、当たればデカい事業で東証グロースに上場した、現時点では赤字掘りまくってるけどあちこちから資金調達できてしまう企業を、クラスの最上位カーストに属するギャル系美少女に擬人化します。
実在の企業名を挙げると差し障りがあるのでA社とします。
逆に、そこそこ歴史があり、狭い分野ではトップで業績は安定的に優秀、ゆえにバランスシートもキャッシュリッチで堅牢、でもBtoBなので知る人ぞ知る地味な企業を、クラスでは目立たないガリ勉メガネ少女(でもメガネを外すと美少女)に擬人化します。
こっちをB社にします。
2人で話している場面を描いてみましょう。
B「Aちゃんって、女の子のわたしから見てもすごくかわいくてうらやましいな…」
A「そんなふうに思ってくれてるのはうれしいけど、ホントはわたし、不安で一杯なんだ」
B「ウソ!そんなわけないじゃない」
A「ほんとだよ。今は目新しくてちやほやしてもらえるけど、半年もすれば飽きられちゃう。男の子(市場)から飽きられちゃったら誰も頼れないんだ…私から見たらBちゃんがうらやましいよ」
B「でも、私のことなんて誰も知らないよ。ほんとモテたこと(出来高すごかったこと)なんてないし…」
A「それは、Bちゃんのお家が厳しい(浮動株が少ない)から、みんな声かけられないんだよ」
いや、なんぼでも出てきますよ脳内から!
何ですかこれは!たまりません!
■ 例② 少年向けケンカ漫画
別に女性に擬人化しなくても良いのではないでしょうか。
というわけで、こんなのはどうでしょう。
A「オラオラ!オレは今、カコイチ強えー(史上最高益)んだよ!かかってこいや、コラー!」
B「チッ、いっちょ前に得意になりやがって、そんな力なんてオメーの実力じゃねー(為替差益で利益額が膨れ上がっただけ)んだよ!」
A「んだと、やんのかコラ!」
B「おい、あっち見てみろよ、ケーサツがうろちょろしてる(FRBが金利引下げをほのめかしてる)ぞ」
A「やべえ、勝負はまた今度だ!」
いくらでも出てきます。
生まれついてのラブコメ民のため、そこまでエモくはなりませんが。
■ 商品化は…
うーん、しかし、課金を稼ぐためにはやはり美少女擬人化ですかね。
私的には、男の子に擬人化する企業も交えてラブコメ展開にしたいところですが、やはりウマ娘的な勝負要素も必要な気が…
っていうかこれ、企業側が権利的にOK出しそうにない気もしますね。っていうか出さないか。
「オッス!オラYahoo!」とか、「勇者エンロンならそうした」とか…ねえ…
まして、「伊藤忠くん、ちょっと強引なんじゃない?デサントちゃん、困ってるじゃない!」、「岡野バルブ製造ってさ、最近、光通信となんかいい感じじゃね?」なんてセリフは許されそうにありません。
とはいえ、実現したときには私にも少し原案料を頂けると幸いです。
※本文に登場する社名は、実在する会社とは一切無関係です。
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