アウティングについて
皆さんこんにちは!
私は冒頭の小ネタなどを挟むのが得意でない為、早速本題に入っていきます。
アウティングとは本来、本人が公開していない個人情報を第三者に暴露する事を言いますが、今回は都合上、本人の情報を第三者に伝える事をそう呼ぶ事にします。
今回のお話をざっとまとめると、アウティングが人を傷つける場合とそうでない場合についてです。
例えば私が母親のことを“「母親」として知り合いに紹介した”としましょう。これは“その人が自分からした母親である”というアウティングと言えます。この時その人は嫌な気持ちになりません。何故なら私の母親であることに「コンプレックス」を抱いていないからです。仮にこれがもし、「身長が低いこと」や「学歴」など「本人がコンプレックスに感じうること」だったらどうでしょう。本人がそれに対してコンプレックスを抱いていた場合、それとして人に紹介された時、嫌な気持ちになるはずです。アウティングが人を追い込む結果になるかどうかは、その人がそれに対してコンプレックスを抱いているかどうかに依存しているのだと考えます。本来の意味でのアウティングも、それの被害者側がそれに対してコンプレックスを抱いている事がこの言葉ができた所以なのではないでしょうか。そしてその構造を作ったのは社会や教育だと考えています。
他人がどの部分にコンプレックスを抱いているかは自分では分かりません。自分たちができることとしては、不用意にアウティングをする事は避けることなのかなと思いました。そして、口外されたくない内容は、自分からその旨を伝えた上であなた以外には知られる気は無いんだよ。と言うことを示してあげると良いのだと思います。