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放任vs保護/どちらの方が子供にいいのか。
前回のノートで『親ガチャ』『子ガチャ』と対して僕なりの考えや思いをまとめました。
こちらをみた上で本noteをご覧ください😊
今回は視点を変えて、子育てによくある放任主義派かそれとも保護主義派かの話をしていきます🙃
前提条件を揃える為にここでいう放任と保護の意味を書きます。
『放任』
子供の意思や考え、意見を第一優先として子供を主役として親が脇役に徹する時
『保護』
大人(親)の意思や考え、意見を第一優先として大人(親)を主役として子供が脇役に徹する時
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まず、体験談からお話ししましょう。
ある日、夜10時をすぎた頃子供が積み木で遊びたいと言いだした。本来なら寝ている時間だし、早めに寝るに越した事はありませんが、僕は気の済むまで遊びなさいと子供と話した後しばらく様子を見ることにしました。
これはここでいう放任です。
子供の遊びたいと言う気持ちを優先し、脇役に徹したのです。
時間も気にせず、特に何も言わず、ただ遊びたいだけ遊ばせたのです。
その結果、時間にして10分程度で息子は遊ぶのをやめて片付けをした後寝室に来ました。
また別の日、お皿洗いをしたいと言い出したので全て全部まるっきり任せました。
当然床は濡れるわ、服は濡れるわ、お皿は洗えてないわ、燦々たる結果でしたが、ここでも放任を貫きました。
しかし翌日、また皿を洗いたいと言ってきたので同じ様に任せるとバスタオルを床にひいた後皿洗いを始め、服を濡らす事なく綺麗に泡を落としていました。
「放任」の良いところが見れたなぁと、感心しました。自分でやった事で失敗を経験しそれを成功に結びつけたのです。
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では「保護」についての体験談です。
ある朝、子供と2人で保育園に歩いて登校していました。子供が、車道を歩きたいと言ったのですが私は止めました。そこで車道と歩道の違いを改めて説明し無事保育園に着きました。
またある日は、研いだばかりの包丁でじゃがいもを切りたいと言いました。しかし、危ないと思い止めました。代わりに切れ味の悪い包丁で豆腐を切ってもらい、一緒に作った味噌汁はとても美味しかったです。
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「保護」を発動(笑)する時、私は明確な意味を持っています。それは、死又はハイリスクの時です。
当たり前ですが、車道を歩けば引かれる確率は上がります。よく切れる包丁で硬いじゃがいもを切れば4歳の指なら切断でしょう。
ここからは、私の考えや思いなのですが…
1つの物事に対して親が子供にとる選択肢は3つです。放任か保護か両方か。
その判断を誤れば取り返しがつかなくなります。
なぜ世の中にありふれた事件や事故が無くならないのか。それは、私・僕には関係ない。と判断材料にすら入れないからです。
判断材料が少なければ最善手も打てません。
放任の方がいいのに保護にすると、失敗を成功に繋げられないですし断然保護がいいのに放任にすると最悪死にます。
そのリスクを背負うのはいつだって子供だと言う事を忘れないでください。
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「放任」と「保護」
どちらが大事なのかの答えですが、ぶっちゃけ両方です。笑
大事なのは、最大のリスク(不慮の死亡)を回避して子供をサポートする。
それ一択だと、私は思います。