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子育てに間違いはあるのか?ガチャは引いてみないとわからない。
数年前、『親ガチャ』・『子ガチャ』と言った言葉が流行語大賞にノミネート(指名)されたり大辞泉が選ぶ新語大賞に選出されました。
時期で言う2021年。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されたあの時期です。
そこから派生して、今では顧問ガチャ、担任ガチャ、お兄ちゃんガチャ…etc
ガチャという言葉をつけて「運要素とどうしようもないという閉塞感」を表すようになりました。
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ここでまずは、親ガチャ・子ガチャが何を指しているのか整理してみます。
『親ガチャ』
主語は子供。親を選べない、どんな家庭環境で育つか選べない。恵まれてるのかどうかも分からず、運任せなものとして揶揄するあるいは自嘲するときに使う。
『子ガチャ』
主語は大人。子供を選べない、愛情を持って接してもどんな子供になるかわからない。先天性の問題や犯罪者になり得るかも知れないという漠然とした不安の表れ。
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文字にしてみるとだいぶ不愉快ですね。笑
確かに双方お互いを選べませんし、所謂『毒親』と言われる虐待やネグレスト、超貧困家庭の場合子供からしたら終わった…と思うでしょう。
親も人間ですから、限度・限界はあります。それを超える子供が生まれた場合、ストレスや不安に押し潰される事もありでしょう。
ここからは僕の考えと思いなのですが、果たして本当にガチャ失敗なんでしょうか?
そもそもガチャとはお金を入れて引くものです。
お金を入れて結果変なものが出たらぶちぎれるのはわかります。スマートフォンの有料ガチャも然りです。
ただ人間は、ガチャでもありませんしキャラクターでもありません。偉人や一流の人たちは殆どが親ガチャ失敗です。
とんでもない親やとんでもない家庭から逃げるように何か一つを極めた結果世界に通用するスターになるのだと思います。
親が子供を産んだ時、何か失いましたか?
出産による陣痛や育児・教育費は確かに高いでしょう。けど大前提として親の遺伝子を受け継いで子供は生まれるので良くも悪くもその程度です。
子供に多くを求めてはいけません。
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その上でどうするかは個人次第だと思ってます。
諦めちゃだめだ、とか、逃げちゃだめだ、とかそんなくだらない事は言わないです。
諦めればいいし逃げればいい。
何より思うのがどうしてフィールドを変えないのか。
環境を変えるんです。
自分で環境を変えようとするのではなく、環境そのものを変えるんです。もっというならその環境を自分で作ってしまえばいい。
作り方がわからない?
何を言おうとしてるのかわからない?
だから勉強するのです。
ガチャで片付けるのではなく、諦めながら逃げながらそれでも必死に自分を造っていくのが教育であり学びであり人生だと
僕はそう思います。