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大学球界に新たなスピードスター 駒沢大・浦口輝は元阪神・赤星に匹敵する俊足だ!

今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。ドラフト候補を常にウオッチし続ける「プロアマ野球研究所」では、新シーズンで目立った選手を積極的に紹介していきたい。今回は、プロでも足のスペシャリストになれる可能性を秘めた、大学3年生の快足外野手を取り上げる。

2021年4月9日 東都大学野球一部春季リーグ戦
駒沢大2-1国学院大

浦口輝(駒沢大) 3年 左翼手 178㎝72㎏ 右投左打 三重

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駒沢大がロースコアの接戦を制したが、打線を牽引したのがトップバッターの浦口輝(3年・三重)だ。高校時代は3年春に選抜高校野球に出場。2番打者ながら3回戦の乙訓戦では決勝のホームランを放つなど活躍し、チームの準決勝進出に大きく貢献している。当時からスピードが目立つ選手だったが、大学でさらに磨きがかかった印象だ。

この日も第1打席でセンター前ヒットを放ったが、その時の一塁到達タイムは4.18秒をマーク。ヒットとしては、かなり高水準の数字である。その後、すかさず盗塁を決めると、後続のタイムリーで先制のホームを踏んだ。

得点には繋がらなかったものの、見応えがあったのが第3打席だ。セカンドへの内野安打では一塁到達3.76秒をマーク。これは、昨年ドラフト2位でプロ入りした日本ハム・五十幡亮汰のベストタイムと同じ数字である(※タイムは筆者が現地で計測したもの)。

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◆元阪神・赤星憲広の盗塁タイムと同じレベル

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