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中央学院大・山崎凪はプロ注目の“149キロ右腕” 高いレベルの変化球…ドラフト指名は!?

今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。10月11日に開かれるドラフト会議がいよいよ迫ってきた。「プロアマ野球研究所」は会議当日ギリギリまであらゆる選手を紹介していきたい。今回は千葉県大学リーグを代表する右腕を取り上げる。

2021年9月12日 千葉県大学野球秋季リーグ戦

千葉経済大2-1中央学院大

山崎凪(中央学院大) 4年 投手 176㎝80㎏ 右投右打 千葉英和

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接戦に敗れた中央学院大だが、今年は古田島成龍(取手松陽)、山崎凪と2人の本格派右腕が注目を集めている。今年の春までにマークした通算勝利数は古田島が通算12勝、山崎が15勝で、まさにチームを牽引する二枚看板だ。一昨年、昨年と連続で秋に行われる関東大学選手権に出場し、ともに145キロを超えるスピードを記録している(山崎は149キロをマーク)。

前日に古田島が先発、山崎がリリーフで登板したため、この日は揃ってベンチスタート。7回から山崎がマウンドに上がり、9回にパスボールをきっかけに決勝点を奪われたが、3回を投げて4奪三振と随所に持ち味を発揮した。

連投ということもあってか、ストレートの最速は、自己最速とされる149キロに届かず、144キロにとどまった。球威がもうひとつという印象だったが、逆に目立ったのが変化球だ。125キロ前後のスライダーをコーナーいっぱいに集めてカウントを取り、130キロ台前半の速いチェンジアップと135キロを超えるフォークも空振りを奪えるだけのブレーキがあった。

◆9月10日にプロ志望届を提出、ドラフト指名はあるか?

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