最速153キロの“二刀流”が地方リーグの二部に現れた!太成学院大・田中大聖の実力とは…!?
「プロアマ野球研究所」は、今年のドラフト候補はもちろん、来年以降のドラフト戦線を沸かせる選手もいち早く紹介している。今回は地方の二部リーグに現れた”二刀流”の逸材を取り上げる。
2022年6月25日 関西オールスター5リーグ対抗戦
関西六大学選抜10-0近畿学生選抜
田中大聖(太成学院大) 3年 投手兼一塁手 178㎝80kg 右投左打 鶴岡東
関西にある5つの大学野球連盟の選抜チームが集って行われる交流戦。優勝した連盟には秋に行われる明治神宮大会出場をかけた関西地区大学野球選手権のシード権が与えられるということで、どのリーグも力のある選手が集い、非常にレベルの高い戦いが繰り広げられている。
今年の交流戦は、6月24日から3日間にわたって行われた。登板した投手の中で最速となる153キロをマークして注目を集めたのが、近畿学生野球連盟の二部リーグに所属している太成学院大の田中大聖だ。
鶴岡東では、3年夏に背番号18で甲子園に出場。チームは3回戦まで勝ち進んだが、田中自身は試合に出場することはなかった。当時のストレートは130キロ台だったというが、大学入学後にコロナ禍で全体練習ができなかった時期にジムでトレーニングに励んだことで体重が15㎏増加し、それにともないスピードがアップしたという。
◆ストレートの出力は大学球界でトップクラス 2023年のドラフト候補に…
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