西尾典文が振り返る!「2021年ドラフト会議」で本当に驚かされた指名とは…
昨日行われた2021年のドラフト会議。支配下77人、育成51人の合計128人が指名された。「プロアマ野球研究所」主任研究員の西尾典文は今年もスカイAの生中継で解説を担当したが、当日驚かされた“サプライズ指名”について紹介したい。
まず1位では、投手が優位と見られる中で楽天が吉野創士(昌平)、ロッテが松川虎生(市立和歌山)の高校生野手をいきなり入札。ただ、展開次第では上位に来てもおかしくないと考えていた2人だっただけに、そこまでの驚きはなかった。
「外れ1位」、「外れ外れ1位」の中では翁田大勢(関西国際大)が意外だった、これも事前に上位候補に残っているという報道もあったため、想定の範囲内だったと言えるだろう。そういう意味では、本当の意味での“サプライズ1位”が今年はなかったと結論付けたい。
続いて2位。想定していたよりも高い順位と感じたのは、安田悠馬(愛知大→楽天)と池田来翔(国士館大→ロッテ)の2人だ。安田は愛知大学野球、池田は東都大学のそれぞれ二部に所属している選手だが、その強打が高く評価されたことは間違いないだろう。
2位には、他にも有薗直輝(千葉学芸→日本ハム)、鵜飼航丞(駒沢大→中日)、正木智也(慶応大→ソフトバンク)、野口智哉(関西大→オリックス)と強打が売りの選手が並んだが、プロ側の長打力を求める傾向が強く表れた結果と言えそうだ。
◆本当の意味で驚いた指名とは…!?
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