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東邦のエース三浦心空、東海地区でトップクラスの“実戦派右腕” プロ志望ならば、指名に動く球団も!?
夏の地方大会は終盤に入り、各地で「夏の甲子園」への切符を手にする高校が決まりつつある。「プロアマ野球研究所」は、地方大会で活躍したドラフト候補を積極的に紹介している。今回は、今年の東海地区でトップクラスの“実戦派右腕”を取り上げる。
2022年7月28日 全国高校野球選手権愛知大会 準決勝
享栄2-9×東邦(7回コールド)
三浦心空(東邦) 3年 投手 174cm74kg 右投右打
全国でもトップの出場校数を誇る激戦区の愛知で、3年生の投手で注目を集めている投手が東邦のエース、三浦心空だ。
1年秋にショートのレギュラーとなると、昨年夏は背番号4をつけて内野手兼投手として出場。2年生ながら140キロを超えるスピードをマークしている。2年秋の新チームからは不動のエースとなり、今年春の県大会ではチームを優勝に導いた。
準々決勝ではリリーフに回ったものの、この日は先発として登板した。立ち上がりはストレートに狙いを定めていたと見られる享栄打線を相手に苦戦。
2回までに5安打を浴びて2点を失ったものの、ここからズルズルと崩れないのが、投手としての能力の高さである。3回には緩いカーブを上手く使ってわずか7球で三者凡退に抑えると、4回も先頭打者に死球を与えながら、後続を断ってこのイニングも6球で無失点。結局、3回から7回まではノーヒットと見事に立て直した。最後は、自ら3点タイムリーツーベースヒットを放ち、コールド勝ちを飾った。
フォームは少しテイクバックで右肩が下がり、重心が上下動するのは気になる一方で、下半身のバネが素晴らしく、体重移動のスピードも申し分ない。
こうしたフォームでは、高めに浮くボールが目立ちそうなものだが、三浦の場合はしっかりボールを抑え込めることから、低めにも勢いのあるボールを投げられる。
◆最速145キロ!投球術も素晴らしい…果たしてドラフト指名は?
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