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“ドラ1候補”筑波大・佐藤隼輔が自己最速152キロ 12球団のスカウト陣が集結…秋のリーグ初戦で負傷退場も高評価は変わらない!?

今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。10月11日に開かれるドラフト会議もいよいよ迫ってきた。「プロアマ野球研究所」は会議当日ギリギリまであらゆる選手を紹介していきたい。今回は、ドラフト1位が有力視される大学生サウスポー、秋のリーグ戦初戦のピッチングをレポートする。

2021年9月11日 首都大学野球一部秋季リーグ戦
東海大1-1筑波大

佐藤隼輔(筑波大) 4年 投手 181㎝83㎏ 左投左打 仙台

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今年は高校生の投手に有力候補が多いが、大学生でナンバーワンの評価を受けていると見られるのが、筑波大のエース佐藤隼輔だ。

春のリーグ戦はもうひとつ調子が上がらず、6試合に登板して2勝4敗に終わり、チームは5位に沈んだが、それでも高い注目度に変わりはない。秋のリーグ戦開幕となったこの日、スタンドにはNPB全12球団、20人のスカウトが集結した。

試合は無観客で行われ、スカウトは1球団2名以内という制限がありながら、多くの球団がその枠いっぱいを使って視察に訪れていたことがよく分かる。中には、西武の渡辺久信GMやヤクルト・小川淳司GM、中日・松永幸男編成部長といった編成トップの姿も見られた。

そんな高い注目の中で、佐藤は立ち上がりから圧巻のピッチングを披露する。1回、ツーアウトから3番の強打者小玉佳吾(4年・東海大菅生)にヒットを許したものの、3つのアウトは全て空振り三振。ストレートは11球中8球が145キロを超え、この回の最速は149キロをマークした。

◆4回途中まで好投も負傷退場…気になる評価は?

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