見出し画像

都市対抗で強烈アピール! エイジェックの左腕、林明良 独特なフォームで“最速149キロ” 来秋ドラフト候補に浮上も

2021年のアマチュア野球も大詰めとなってきたが、来年以降のドラフト候補のアピールは続いており、そんな選手たちを多く紹介したい。今回は、初の全国の舞台となった都市対抗で強烈にアピールした本格派サウスポーを取り上げる。

2021年11月28日 都市対抗野球
エイジェック1-2×NTT西日本(9回サヨナラ)

林明良(エイジェック) 23歳 投手 180cm82kg 左投左打 横浜隼人→関東学院大

画像1

SUBARU、日本製鉄鹿島という強豪を退けて都市対抗初出場を果たしたエイジェック。本大会初戦では、NTT西日本を相手に逆転サヨナラ負けを喫したものの、8回まではリードを奪う健闘を見せた。その立役者となったのが、先発マウンドに上がったルーキーの林明良だ。

林のピッチングを初めて見たのは横浜隼人時代だった。全国的に無名だったとはいえ、左腕から投げ込む140キロ前後のストレートは印象に残っている。

進学した関東学院大では、目立った成績を残すことができなかったが、素材の良さが評価されて、エイジェックに入社。5月31日に行われた日本選手権の関東予選では、JR東日本を相手に5回を投げて3失点ながら自責点1と好投し、ストレートの最速は147キロをマークしている。

この日は1回に2安打を浴びてワンアウト二・三塁のピンチを背負った。しかし、後続を連続三振にしとめて無失点で切り抜けると2回以降は見事なピッチングを披露した。

画像2

◆最速149キロ!順調にいけば、来秋のドラフト候補に!?

ここから先は

645字
このマガジンを読んで頂ければ、ドラフト戦線に浮上した有力選手の詳細な情報をゲットできます。ぜひ購読して頂ければ幸いです。

ドラフト戦線に浮上したアマチュア選手をウオッチしている「プロアマ野球研究所」。主任研究員である野球ライターの西尾典文が執筆、大手サイトで経…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?