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激戦区神奈川に本格派右腕…桐光学園・中嶋太一がドラフト戦線に浮上か?

今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。ドラフト候補を常にウオッチし続ける「プロアマ野球研究所」では、新シーズンで目立った選手を積極的に紹介していきたい。今回は、激戦区神奈川でこの春に浮上してきた高校生の本格派右腕を取り上げる。

2021年5月17日 高校野球春季関東大会
関東学園大付0-1桐光学園

中嶋太一(桐光学園) 3年 投手 183cm83kg 右投右打

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試合時間わずか1時間32分という非常にテンポの良い投手戦を桐光学園が制した。リリーフで完璧なピッチングを披露したのがエースの中嶋太一(3年)だ。

昨年秋は、県大会の準々決勝で鎌倉学園に打ち込まれて敗戦したものの、この冬の間に大きく成長。春の神奈川県大会準決勝では、横浜を相手に8回をわずか4安打、1失点の快投を見せて、チームの勝利に大きく貢献している。

関東大会の初戦は日大三を相手に苦しんだが、この日は6回からマウンドに上がると4イニングをパーフェクト、3奪三振という見事な投球で最少得点差を守り切って見せた。

183cm、83kgという堂々とした体格。姿勢が良く、マウンド上でプロフィール以上に大きく見える。左足を高く上げても、背筋が真っすぐに伸びており、下半身と体幹をかなり鍛えてきたことが伺えた。

◆将来的に150キロ超えも期待できる

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