仙台育英出身の“150キロ右腕”がドラフト戦線に浮上…鷺宮製作所・中島隼也、都市対抗でスカウト陣にアピール成功

社会人野球では、一番のイベントである都市対抗野球で熱戦が繰り広げられている。全国のドラフト候補を紹介している「プロアマ野球研究所」。今回は、社会人で大きくスケールアップを果たした本格派右腕を取り上げたい。

2022年7月19日　都市対抗野球
Honda熊本9-3鷺宮製作所

中島隼也（鷺宮製作所）　24歳　投手　180cm81kg　右投右打　仙台育英→城西国際大

Honda熊本が6本塁打の長打攻勢で快勝した一方で、敗れた鷺宮製作所で光る投球を見せたのが、5番手で登板した2年目の中島隼也だ。

仙台育英では目立った成績を残すことができなかったものの、城西国際大では下級生の頃からリーグ戦で登板。3年時にはエースとして大学選手権、明治神宮大会に出場し、全国の舞台で活躍した。鷺宮製作所入社後、早くから公式戦に登板して、現在ではチームの“主戦格”となっている。

◆直球の平均は148.3キロ…プロでも上位レベルだ！