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岐阜に大学球界トップクラスの遊撃手  中京学院大・西尾歩真、ドラフトに向けて一気に注目度が上がる可能性も

岐阜県にある中京学院大学に抜群のスピードとパンチ力が光るショートがいる。その実力を確かめるため、現地で取材してみた。

2022年5月6日 岐阜学生野球春季リーグ戦
岐阜聖徳学園大1-3中京学院大

西尾歩真(中京学院大) 4年 遊撃手 167cm65kg 右投左打 中京

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ロースコアの接戦を中京学院大が制して優勝に大きく前進した試合で、打線を牽引する活躍を見せたのが、3番、ショートで出場した西尾歩真だ。

高校時代は甲子園出場こそなかったものの、チームのキャプテンを務めており、岐阜県内では名の知れた選手だった。初めてプレーを見たのは3年春に出場した東海大会の対いなべ総合戦で、この時もトップバッターとして2安打を放っている。

首都圏の強豪大学へ進学できるだけの実力はあったように感じたが、系列の中京学院大に進学。早くからレギュラーとなり2年秋、3年春と2季連続で4割を超える打率を残している。

この日も、第2打席でセンター前ヒットを放つと、第3打席ではライト線、第4打席では右中間へツーベースを放ち3安打をマーク。第1打席でも四球を選んであり、4打席全てに出塁する大活躍だった。

身長167cmと小柄で、8.00秒を切ればかなりの俊足と言われる「二塁到達タイム」で7.76秒をマークするなど、スピードは抜群だが、当て逃げすることなく、強く振り切れるのが大きな長所だ。

◆ショートの総合力は大学球界でトップクラス…ドラフト指名は?

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