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10球団のスカウト陣に強烈アピール! 専修大のエース・菊地吏玖が圧巻のピッチング…ドラフト上位候補に名乗り

5月も半ばに差し掛かり、ドラフト戦線が活発になった。各球場には各球団のスカウト陣が乗り込み。ドラフト候補のプレーに熱い視線を送っている。今回は、今年の大学生球界を代表する右腕についてレポートしたい。

2022年5月10日 東都大学野球二部春季リーグ戦
専修大2-1東洋大(延長10回タイブレーク)

菊地吏玖(専修大) 4年 投手 183㎝93kg 右投左打 札幌大谷

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勝ち点をとれば、優勝に大きく近づく大一番の第1戦、圧巻のピッチングでチームを勝利に導いたのが、専修大のエース、菊地吏玖だ。

1回こそ微妙なコースが外れて2つの四球を与え、ツーアウト二・三塁のピンチを招いたものの、後続を抑えて無失点で切り抜けると、その後は安定感抜群の投球を披露する。

来年のドラフトで目玉候補といわれる、東洋大先発の細野晴希(3年・投手・東亜学園)と、9回まで0を並べるハイレベルな投手戦を繰り広げると、延長タイブレークで味方があげた2点を守り抜いて、10回を被安打4、毎回の15奪三振で1失点完投勝利を飾った。

特に素晴らしかったのがコントロールで、内角も外角も関係なく、しっかり腕を振ってコーナーいっぱいに投げ込むことができている。

立ち上がりは、球審がなかなか外角の厳しいコースをストライクにとってくれなかったが、それにも冷静に対処して、終盤まで制球を乱さなかったのは見事という他ない。

◆10球団、20人超のスカウト陣が見守るなかで…

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