「明治大準硬式」という異色の経歴…王子の右腕・高島泰都にスカウト陣が注目!最速150キロ、変化球も多彩
「プロアマ野球研究所」では、今年のドラフト候補はもちろん、来年以降のドラフト戦線を沸かせる選手もいち早く紹介している。今回は、来年のドラフト候補となることが期待される”異色の経歴”を持つ社会人投手を取り上げる。
2022年5月25日 都市対抗東海地区二次予選
東海理化8-0王子
高島泰都(王子) 23歳 投手 180cm77kg 右投右打 滝川西→明治大準硬式
東海理化が大勝した試合だが、敗れた王子で今後楽しみな存在になりそうなのが2番手で登板したルーキーの高島泰都だ。
滝川西では控え投手として3年夏に甲子園に出場。1回戦の仙台育英戦では2番手で登板し、1回2/3を投げて5失点(自責点3)という結果が残っている。
高校卒業後は明治大に進学。硬式ではなく準硬式野球部に所属した。早くから公式戦で経験を積むと、着実に力をつけて最速150キロをマークするまでに成長を遂げ、社会人の王子に進むことになった。
この日は、2点ビハインドの4回から登板。8回につかまり、2失点で降板したものの、それまでの4イニングを無失点の好投を見せて試合を立て直した。
テイクバックで腕が少し背中の方に入り、押し出すようなリリースになるため高めに浮くボールもあるが、指先の感覚が良く、しっかり抑え込めた時のボールは、社会人野球で上位と言えるだけの勢いがある。
◆2023年のドラフト候補に浮上も…!?
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