父は中日のドラ1…トヨタ自動車・佐藤勇基がドラフト戦線に浮上！守備力は社会人トップクラス

2021年のアマチュア野球も大詰めとなってきたが、来年以降のドラフト候補のアピールは続いており、そんな選手たちを多く紹介したいと。今回は高校時代から抜群の守備力が光る社会人の内野手を取り上げる。

2021年12月2日　都市対抗野球
トヨタ自動車1-4NTT東日本

佐藤勇基（トヨタ自動車）　23歳　二塁手　178cm82kg　右投右打　中京大中京→法政大

昨年に続いて初戦で敗れたトヨタ自動車だが、その中で攻守に存在感を見せたのが、ルーキーの佐藤勇基だ。

中京大中京では2年夏にショートのレギュラーとして甲子園に出場。2回戦の鹿児島実戦で2安打を放つ活躍を見せている。3年時には春、夏ともに甲子園出場はならなかったものの、その高い守備力が評価され、U18侍ジャパンに選出された。U18アジア選手権では、9番ながら13打数5安打6打点の活躍を見せ、大会のベストナインに選ばれている。

法政大進学後は打撃の弱さから、なかなかレギュラーをつかむことができなかったが、4年秋にようやく規定打席に到達。リーグ9位となる打率.290と好成績を残した。ちなみに、佐藤の父はかつてドラフト1位で中日に入団し、投手として活躍した佐藤秀樹氏である。

◆多くの球団がリストアップする可能性も…!?