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智弁和歌山・渡部海は高校生捕手でトップクラス “将来の正捕手候補”が欲しい球団には魅力的だ!

宮崎県の「MRT招待高校野球」が5月14日、15日に開催された。これは、全国の強豪校を招き、宮崎県内の高校と練習試合を行うもの。今年は、昨年夏の甲子園を制した智弁和歌山と今春の選抜に出場した広陵(広島)が招待され、宮崎県勢と対戦した。

2022年5月15日 MRT招待高校野球
智弁和歌山5-0宮崎商
智弁和歌山10-1宮崎西

渡部海(智弁和歌山) 3年 捕手 179cm79kg 右投右打

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智弁和歌山が2連勝で貫禄を示したが、野手で抜群の存在感を見せたのが3番、キャッチャーで2試合にフル出場した渡部海だ。

旧チームでも不動の正捕手として活躍。昨年夏の甲子園では4試合で打率.400をマークして、ホームランも放つなど、チームの全国制覇に大きく貢献した。

「MRT招待高校野球」は2日間で3試合というハードスケジュールもあって、スローイングと走塁に関しては力を抜く場面が多かった。とはいえ、持ち替えの速さは抜群のものがあり、イニング間のセカンド送球は軽めに投げても最速1.94秒をマーク。力を入れれば、1.8秒台も楽に出そうな雰囲気は十分だった。

また、キャッチングとブロッキングに安定感があり、2試合で6人の投手を好リード。マウンドに行くタイミングなども良く、考えてプレーしていることが伺えた。

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さらに成長を感じさせたのが、バッティングだ。

◆強打者の並ぶ智弁和歌山でもヘッドスピードと打球の速さが際立つ!

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