彦根東時代に甲子園でスリーラン…筑波大の吉本孝祐が投手として急成長! 最速147キロをマーク
今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。ドラフト候補を常にウオッチし続ける「プロアマ野球研究所」では、新シーズンで目立った選手を積極的に紹介していきたい。今回は、大学4年で急成長を遂げた進学校出身の本格派右腕を取り上げる。
2021年5月16日 首都大学野球一部春季リーグ戦
東海大4-5筑波大
吉本孝祐(筑波大) 4年 投手 175㎝82㎏ 右投右打 彦根東
筑波大が序盤のリードを守り切り、何とか逃げ切った試合。最終回にはドラフト1位候補の佐藤隼輔(仙台)が登板して試合を締めたが、その前に登板して東海大の反撃ムードを打ち消したのが同じ4年生の吉本孝祐(彦根東)だ。
彦根東時代には3年夏に甲子園に出場。しかし、1学年下には先日紹介した増居翔太(慶応大3年)がいたこともあって、甲子園のマウンドには立っていない。
2試合とも6番、ファーストで出場し、1回戦の波佐見戦では今年のドラフト上位候補と言われている隅田知一郎(西日本工大)からスリーランを放つなどバッティングで存在感を見せていた。
大学進学後は昨年まで目立った実績はなかったものの、この春はリリーフとしてフル回転。ここまで8試合中7試合に登板し、チームに欠かせない存在となっている。
◆最速147キロ…ストレートは常時145キロを計測
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