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立教大のスラッガー東怜央が最終学年でブレイク! ドラフト戦線に急浮上も

今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。ドラフト候補を常にウオッチし続ける「プロアマ野球研究所」では、新シーズンで目立った選手を積極的に紹介していきたい。今回は、大学4年春でブレイクを果たした東京六大学野球のスラッガーを取り上げる。

2021年5月15日 東京六大学野球春季リーグ戦
立教大4-11慶応大

東怜央(立教大) 4年 一塁手 182㎝93㎏ 右投右打 福岡大大濠

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5回までに10点を奪った慶応大が大勝をおさめたが、敗れた立教大なかで一人気を吐いたのが5番に座った東怜央だ。

福岡大大濠では、古賀悠斗(中央大・捕手)、三浦銀二(法政大・投手)らとともに4番として3年春に選抜高校野球に出場。当時からたくましい体格を生かしたパワフルなバッティングは目立っていた。しかし、立教大進学後は1年春にリーグ戦初安打をマークするものの、その後は低迷。3年秋までの通算成績は18試合に出場してわずか6安打だった。

それが一転今年の春季リーグでは開幕から好調をキープしている。この日も第1打席から2打席連続でヒットを放つと、第4打席にはレフトスタンドへ飛び込む今季3号となるホームランを放った。体格は高校時代も立派だったが、さらに一回り大きくなったように見える。

早めにトップの形を作り、反動をつける動きがほとんどなくても強く振り切って鋭い打球を放つというのが大きな長所。スイングの軌道は比較的コンパクトだが、それでもインパクトが強く、長打力は申し分ない。

◆六大学野球の三冠王も夢ではない

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