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高岡商時代、春夏連覇の大阪桐蔭から11奪三振!JR東日本「山田龍聖」はさらに成長…あるぞ!ドラフト上位指名

2021年のシーズン開幕はまだ先だが、プロアマ野球研究所ではオフの間も有望なドラフト候補について積極的に取り上げていきたい。今回は高校時代から素材の良さが目立った社会人3年目の本格派サウスポーを紹介する。

10月29日 社会人野球東京都秋季企業大会

JR東日本2-7NTT東日本

山田龍聖(JR東日本) 21歳 投手 182cm80kg 左投左打 高岡商         ※年齢は2021年の満年齢

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過去10年間で最も多くの選手をNPBに輩出している社会人チームであるJR東日本だが、今年注目を集める可能性が高いのが高校卒3年目の山田龍聖(高岡商)だ。

◆一気にドラフト上位候補に浮上する可能性も…

高校時代は2年春、夏、3年夏と甲子園に3度出場(2年春は登板なし)。3年夏には2勝をマークし、3回戦では、その大会の優勝チームで春夏連覇を達成した大阪桐蔭に敗れたものの、8回を投げて3失点、11奪三振と好投を見せている。

この日は6回途中から4番手で登板。NTT東日本の上位打線4人を相手にパーフェクト、1奪三振と見事な投球を見せた。182cmの大型サウスポーだがフォームに引っかかるようなところがなく、テイクバックでもスムーズに肘が上がり、高い位置から腕を振り下ろすことができるのが最大の長所だ。リリースにまだばらつきはあるものの、指にかかった時のボールは低めでも勢いが落ちず、この日の最速は146キロをマークした。

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